拷問巻皇の暴虐に立ち向かわんとする8人の若者が、歴史年号問題で戦いを挑むクイズゲーム。全問をクリアするのは凄まじく難しい。10秒以内に正解を解答しなくてはならない劇ムズの歴史年号クイズ
「NEN-DIE BATTLER(年代バトラー)」は、世界史と日本史とが入り混じった年号問題に答えて敵と戦う“拷問的難易度”の年号暗記クイズ。出される問題に10秒以内に解答しなければならない。ゲームの目的は、味方が全滅する前に60問を正解すること。
ゲームの舞台は平成の世。その時代、拷問宇宙から現れた教師の邪神「拷問巻皇」により、歴史の年号を暗記できない子どもは居残りさせられ、無尽蔵の「週末課題」を強制的にやらされる拷問無間地獄に追いやられていた。この状況を見かねていた8人の若者がついに立ち上がる。拷問巻皇を討ち、世界を救わんと、命懸けの誓いを立てたのだ……。
ゲームを開始すると、画面最下部のメッセージ表示エリアに問題が表示される。プレイヤーは問題を読み、制限時間の10秒以内に正しい年号を入力して、確定する。プレイヤーの入力した年号が間違っていたり、制限時間内に入力が完了せず、時間切れになったりするたびに、仲間がひとりずつ週末課題の拷問で死亡してしまう。
3回連続不正解で即座にゲームオーバー
解答ミスが許されるのは最大7回。(それを超えて)主人公8人のメンバーが全員死亡してしまうとゲームオーバー。コンティニューなどは用意されていない。たとえメンバーが何人残っていても、3回連続不正解で敵の「0点ラッシュ」が発動し、8人全員が拷問で死亡。強制的にゲームオーバーとなる。
操作はキーボードで行う。読み終えた問題を消すには「確定」(【Enter】/スペース/【Z】)キーを押す。確定キーを押すと、画面最上部中央の年号入力エリアにフォーカスが移る。年号は、手の形をしたカーソルを【←】/【→】で左右に移動させて入力する桁を選び、次に【↑】/【↓】で数字を目的のものに変更する。4桁すべてが目的の数字になったら、確定キーで入力を確定する。これではじめて解答として認められる仕組みだ(ただ単に数字を揃えただけでは解答にならない)。キャンセル(【Esc】/【X】)キーで、すべての数字を0にリセットすることも可能だ。
トレーニングモードでは、正解の年号を見ながら学習できる
ゲームクリアの条件は、メンバーが全滅するまでに60問を正解すること。20問正解するごとにストーリーが進み、背景のグラフィックが変化する。最初の20問を正解すると、舞台は「女神の洞窟」に移る。40問正解すると、拷問巻皇を倒せるという伝説の武器「A判定鉛筆」を入手して、いよいよ拷問巻皇の待ち構える「拷問宇宙」へと移動する。
出題内容は、高校の定期試験レベルが想定された世界史の問題が約8割、中学校の定期試験レベルが想定された日本史の問題が約2割といった配分。用意されたゲームモードは「ストーリーモード」「トレーニングモード」の2種類。ゲームの内容や操作方法は基本的に変わらないが、トレーニングモードでは、不正解のあとに正解の年号が表示される点と、メンバーが女神の洞窟に移動した時点でゲームが終了する点がストーリーモードとは異なる。