「究極iPad 変換＋転送」はその名の通り、アップルコンピュータの「iPad」に対応した動画・音声の変換・転送ソフト。iPadの画面解像度や動画再生能力に最適化された動画変換をはじめ、DVDリッピングやiPadへのデータ転送など、iPadに特化した機能が用意されている。iPadに保存された動画や音声、画像などをパソコンにバックアップすることも可能だ。

動画・音声の変換機能では、パソコンに保存されたさまざまな形式の動画・音声ファイルをiPad用の形式に変換し、そのままiPadに転送することが可能。ユーザが特に設定を行わなくても、iPadの画面解像度や再生能力に最適化された形で変換される。もちろん必要に応じて、画面サイズやビットレートなどのエンコードパラメータを調整することも可能だ。

変換元となる動画ファイルは、AVI/MPEGといった一般的なものから、3GP/3G2といった携帯電話用のものまでに幅広く対応。MPEGも、一般的なプログラムストリームはもちろん、トランスポートストリーム（MPEG2-TS）などにも対応し、パソコンで再生可能な形式であれば、ほとんどのものを読み取ってiPadに転送できる。音声ファイルもWAV/MP3/AACなど、さまざまな形式に対応する。

（パソコンに保存されたファイルだけでなく）DVDメディアからリッピングしたファイルをiPad用に変換し、転送までをワンタッチで行うことも可能。リッピングの対象は著作権保護されていないDVDに限定されるが、いったんパソコン用の動画ファイルに変換しなくても、ワンステップでiPadに転送できる。転送元のDVDは、メディアに書き込まれた状態でなく、ハードディスク上のDVDイメージでもよい。トラック単位など、一部の範囲のみを抜き出して転送することも可能だ。

パソコンからiPadへの転送の逆に、iPad上のコンテンツをパソコンにバックアップすることも可能。バックアップはドラッグ＆ドロップで簡単に行える。パソコンにバックアップしたファイルは、内蔵のプレイヤー機能で再生できる。さらに、iTunesライブラリと連動させることも可能だ。

補助的な機能として、MP3ファイルのID3タグ情報を編集する機能が用意されている。曲名、アーティスト名、アルバム名、年代といった各種情報を直接、編集することが可能だ。

ファイル管理機能もある。ファイルをアーチスト名やアルバム名、年代ごとに分類表示できるほか、これらの情報を条件に、ファイルをフィルタリングしたり、検索したりすることも可能。大量のファイルも楽に扱える。

そのiPadだが、iPhoneやiPod touchとの最大の違いは言うまでもなく「大きな画面と高い画面解像度」だ。低解像度で小さな画面だったiPhoneに対して、XGAのiPadならばフルHDには及ばないとはいえ、ハイビジョン解像度の動画でもそこそこ見られる画質で表示できる。iPadの使用目的は人それぞれだろうが、「高画質な動画再生」を目的に購入する人はかなりの割合で含まれるのではないだろうか。

「究極iPad 変換＋転送」は、まさにそうした用途でiPadを使う人のためのソフトだ。WindowsからiPadで再生できる動画をワンタッチ作成し、自動的に転送できる。元の動画の種類は問わない。Windowsで再生できる動画なら、著作権保護されて複製できないものを除き、ほぼすべてをiPad用に最適化して転送することが可能だ。

すでに発売済みの「究極iPod 変換＋転送」を開発するにあたり、「動画変換、DVD変換、パソコンへの転送、iPod/iPhone、iTunes間でのファイル相互転送までを1本のソフトでできれば非常に便利ではないか？」との発想で開発に着手し、2年の歳月を得てようやく「究極iPod 変換＋転送」を2010年3月に発売することができました。

さらに2010年4月20日、Xilisoftは世界初となる、iPad動画変換、DVD iPad変換、iPad転送を一つのソフトでフルサポートしたiPad管理ツール「究極iPad 変換＋転送」の英語版をリリースし、おかげさまでアメリカのユーザに大変好評となり、Xilisoftの4月のベストセラーになりました。これを受けて5月28日、日本でのiPad発売に合わせ、Xilisoftは日本版「究極iPad 変換＋転送」を同時発売いたします。より使いやすく、より便利にお使いいただくため、Xilisoft社はより一層、製品の改善に最大限の努力をしていきます。今後、2週間ごとに新しいバージョンをXilisoft社のホームページにて発表していく予定です。ぜひ、この機会に体験版をダウンロードし、他社にはない便利な機能や使いやすさを体験してみてください。