“最新のコンピュータ理論と大脳生理学に裏付けされた科学的トレーニング”により、速読の能力を効率的に身につけられるソフト。「速読マスター2」は、眼の筋肉トレーニングと右脳開発トレーニングを組み合わせることで、短期間で簡単に速読技術をマスターできるよう工夫されたソフト。ソフトは、
- 1日40分程度のトレーニングメニューを7日間続けることで速読をマスターする「一週間速修コース」
- 任意のトレーニングを選んで練習できる「マニュアルトレーニング」
- ゲーム感覚で認識能力の向上を図れる「右脳開発トレーニング」
の3種類のコースと、読書速度計測機能とで構成される。「一週間速修コース」は、「マニュアルトレーニング」「右脳開発トレーニング」の収録メニューを、毎日徐々にステップアップできるよう編成されたものだ。「一週間速修コース」の毎日のおおまかな流れは、トレーニング前の準備として姿勢や呼吸、精神集中などに関するアドバイスからはじまり、当日の初回読書速度計測、眼筋トレーニング(1)、右脳開発トレーニング、眼筋トレーニング(2)、読書実践トレーニング、練習後読書速度計測と続く。途中には眼を休めるための休息時間も用意され、はじめての人でも無理なくトレーニングを進められるようになっている。
「マニュアルトレーニング」は、「一週間速修コース」に登場する眼筋トレーニングや読書実践トレーニングを単独で行えるようにしたもの。「一週間速修コース」を終えた人の弱点克服や復習用に使える。眼筋トレーニングの内容は「画面に表示されたボールの動きを眼で追う」というもの。実際の読書と同様、縦書きと横書きを想定した縦運動/横運動と、∞(無限大)記号のように動くものとがある。
読書実践トレーニングは、文庫本または新聞の1行の文字数に合わせて表示される文章(小説やエッセイ)を読んでゆくもの。「高速読みトレーニング」「1行まとめ読みトレーニング」「数列まとめ読みトレーニング」の3種類がある。読書速度のガイドとなるボールの移動速度やまとめ読みの列数は、ユーザが選択できる。
「右脳開発トレーニング」も「マニュアルトレーニング」同様、「一週間速修コース」に登場するゲームを単独で実行できるようにしたものだ。マス目に表示される色のパターンや表示順序などを覚えることでイメージ記憶力の向上を図ったり、周辺視野の拡大を図ったりするためのトレーニングが用意されている。
「記念感謝版」には、「速読マスター2」本体のほかに、特別おまけとして「倉庫ゲーム」「雀牌取り」が付属する。