難易度の高い、落ちゲー風の対戦アクションゲーム。直感力や瞬間的な判断力、反射神経などが強く要求される。自エリアで箱をぶつけて壊し、相手エリアに「じゃま箱」を送り込む
「HAKOBAKU」は、箱と箱をぶつけて破壊しながら、相手エリアに「じゃま箱」を送り込んで打ち負かす、落ちゲー風の対戦型アクションゲーム。対戦開始から1分以内に決着がつかない場合は「サドンデスモード」に突入。短時間でプレイすることができる。
ゲーム画面は、一般的な対戦型落ちゲーとほぼ同じ。中央の仕切りで左右のエリアに分割され、左側が1Pのエリア、右側が2Pのエリアとなっている。仕切りには「双方のエリアに、次に追加される箱の色」が4回先まで予告されている。予告を見て戦略を立てることが、対戦に勝利するカギとなる。
左側のエリアには中央に「1P」と書かれた箱、右側エリアには「2P」と書かれた箱が1個ずつあり、これらがプレイヤーの操作対象。操作はキーボード、ジョイスティック、マウスで行える。初期状態では、1P側は【W】/【S】/【A】/【D】キーで箱を上下左右に移動させ、スペースキーで新規箱を追加することが可能。2P側はカーソルキーで箱を上下左右に移動させ、【Enter】キーで新規箱の追加となっている。同梱のHAKOBAKUConfig.exeを使って、キーボードとジョイスティックのキーコンフィグを行うことも可能だ。
追加ボタンをすばやく押しながら同色の箱同士をぶつけ、効率よく破壊しよう
ゲームの基本は「『1P』または『2P』と書かれた箱を移動させ、自分のエリア内にある同じ色の箱にぶつける」こと。ぶつかった箱が破裂するように壊れ、近くにある箱も衝撃を受けて吹き飛ばされる。さらに、一定以上の速度で同じ色の箱同士が衝突すると壊れる。
操作できるのは「1P」「2P」と書かれた自エリアの箱のみ。この箱はできてから2秒経つと自動で新しい箱を作り、そちらに文字を引き渡して、自分自身は文字の書かれていない普通の箱に変化する。普通の箱は操作することができず、物理法則によってそのまま落下してしまう。つまり「箱が追加されてから2秒以内にすべての操作が完了しないと失敗」となってしまう。
新規箱の追加ボタンを押すと、エリア上部に新しい箱が作られる。これで「現在操作している箱を2秒経つ前に放棄して普通の箱にし、次の色の箱を操作対象にできる」ようになる。ただし、この操作では「新しい箱を作ってから0.5秒経つまでは、次の箱を作ることができない」。
操作中の箱を同じ色の箱にぶつけて壊した場合は、追加ボタンを押せば、0.5秒以内でも新しい箱を作ることが可能。ただし、操作中の箱が壊れたら自動的に新しい箱が作られるわけではない(自動で箱が作られるのは、最後の箱が作られてから2秒後)。
アイテム箱を上手に利用すれば、対戦を有利に進められる
自分のエリアの箱を壊せば、相手のエリアに「じゃま箱」を出現させることができる。「じゃま箱」には大小の2種類がある。
- 大きな「じゃま箱」は近くで衝撃が発生すると、四分割されて小さな「じゃま箱」になる
- 小さな「じゃま箱」は、近くで衝撃が発生すると壊れる
「じゃま箱」が発生して落ちてくるタイミングは「操作中の箱を壊すことができずに、新しい箱を作ったとき」。操作中の箱をぶつけて「じゃま箱」を壊すことはできない。ゲーム中には時折、左右のエリアの境界部に絵柄付きの箱が落ちてくることがある。この箱はアイテムで、自分のエリア内で爆発させると、特殊な効果が発動する。アイテムとして用意されているのは、
- エリア内の同色の箱をすべて消す「全消し」
- エリア内の「じゃま箱」を同色の箱へと変化させる「じゃま変化」
- 箱の上に書かれた数字が0になると、強めの衝撃を発生する「カウント」
の三つ。用意されたゲームモードは「VS 2P」「VS CP」「SURVIVAL」の3種類。対戦モード(VS 2P/VS CP)では、先に相手エリアの占有率を80%以上にした方が勝ち。「SURVIVAL」は1Pプレイ用。床がせり上がりつつ、5秒に1回「じゃま箱」が降ってくる。この状態で右側のエリアの占有率を80%以上にするとステージクリア。レベル1からはじまり、レベルが上がるにつれて、床の上がる速度も上昇する。