Windowsのコマンド(プログラム)を好きなキーに割り当て、ワンタッチで起動できるようにしてくれるソフト。「ワンタッチ キーボード」は、ペイントの起動やコントロールパネルの表示など、90種類以上のコマンドを好きなキーに割り当て、キーを押すだけでコマンドを実行できるようにするソフト。ファンクションキー、アルファベット(文字)キー、テンキーなどにコマンドを割り当てられる。ひとつのキーに複数のコマンドを割り当てることも可能。キーに割り当てたメニューからコマンドを実行することもできる。
コマンドはプラグインとして提供される。配布アーカイブには、11カテゴリーに分類された90種類以上のコマンドが含まれる。
- アクセサリ(メモ帳の起動など)
- ウィンドウ(ウィンドウサイズの変更など)
- エクスプローラ(マイドキュメントを開くなど)
- キーボード(キーの入力)
- クリップボード(現在日時の貼り付けなど)
- コントロールパネル(デバイスマネージャの表示など)
- デバイス(音量の調整など)
- プログラム(Internet Explorerの起動など)
- マウス(ダブルクリックやドラッグ&ドロップなど)
- ワンタッチキーボード(コマンドメニューの表示など)
- 管理ツール(イベントビューアの起動など)
- 終了オプション(シャットダウンの実行など)
このうち「ワンタッチ キーボード」の3種類のコマンドが、あらかじめ割り当て済み。あとは好みのコマンドをユーザが割り当て設定してゆけばよい。ひとつのキーに複数のコマンドを割り当てることも可能。複数を割り当てた場合は、ワンタッチで複数のコマンドが実行される。キーに登録したコマンドを実行するには、「ワンタッチ キーボード」の画面を表示させた状態でキーを押下するか、マウスで画面上のキーをクリックすればよい。「ワンタッチ キーボード」画面の呼び出しにホットキーを割り当てたり、コマンドを割り当てたキーにホットキーを割り当てたりすることも可能。「ワンタッチ キーボード」画面を表示させずに、コマンドを実行することができる。
コマンドをメニューから選択して実行することも可能。初期状態で「1」キーに割り当てられた「コマンドメニュー」から、すべてのコマンドを実行できるようになっている。
プログラミングの知識は必要だが、ユーザがコマンドを自作することも可能だ。