必要な場面ですばやくアプリケーションを起動できる“超スピーディー”なランチャ。ランチャモードのほか、タスクを複数管理できる「タスク管理」モードも備える。「Kick in 2000」は、使いたいときにマウスクリック一発ですばやく呼び出せる、高機能なボタン型ランチャ。普段は邪魔にならないように隠れている。ランチャウィンドウを表示させるときのクリック位置は、デスクトップの上下左右端または背景部分(壁紙)から好みの場所を選択・指定することが可能。複数の場所を指定することもできる。アイテムの登録はドラッグ&ドロップなどで簡単に行える。
メイン画面は、大きく分けて左側の「グループ登録エリア」と右側の「アプリケーション登録エリア」からなる。グループ登録エリアのグループにマウスポインタを当てると、当該グループに属するアプリケーションが右側のアプリケーション登録エリアに表示される仕組み。登録できるグループ、アプリケーションの数には制限がない。
アイテム(アプリケーションなど)の登録は、エクスプローラなどからのドラッグ&ドロップで行える。空白(未登録)のボタンを右クリックして登録を行うことも可能。「プロパティ」ダイアログのコメントエリアにコメントを入力しておくと、ボタンのマウスオーバーで、コメント文字列がポップアップ表示されるようになる。同種のアプリケーションを用途によって使い分けているときなどに、わかりやすくて便利だ。指定フォルダ内のファイルを一括登録することも可能。登録の手間を大幅に省くことができる。アイテムのコピーやグループ間をまたいだ移動などもドラッグ&ドロップで簡単に行える。
登録したアイテムは、対象を直接開ける(起動)のはもちろん、親フォルダを開いたり、別のユーザとして実行したり、エクスプローラのコンテキスト(右クリック)メニューを表示させたりといったことが可能。データファイルなどをボタン上にドラッグ&ドロップすることで、当該ファイルを開いた状態でアプリケーションを起動できる。
「タスク管理」モードへの切り替えはボタンひとつで行える。タスク管理モードでは、実行中のタスクのウィンドウプロパティの表示、表示切り替えや終了といった操作を行えるようになっている。