「ごみ箱」の中身や「最近使ったファイル」「インターネット履歴」などを自動削除してくれるソフト。仮想ドライブを作成することもできる。「DelEvi(Delete Evidence)」は、1台のパソコンを複数のユーザで共有しているような環境で、ファイルやインターネット履歴などを他人の目に触れさせないように削除できるソフト。タスクトレイに常駐し、あらかじめ指定した間隔やパソコンへのログオン時に自動で削除できるほか、任意のタイミングで手動実行することもできる。
「DelEvi」で削除できるのは、
- 最近使ったファイル
- ごみ箱の中身
- インターネット一時ファイル
- インターネット履歴
- クリップボードの内容
の5項目。「クリップボードの内容」以外の4項目は自動実行させることが可能だ。自動実行のタイミングは「指定した間隔」または「パソコンへのログオン時」。指定間隔で実行させる場合は、項目ごとに分単位(最大1,440分=24時間=1日)で指定することが可能。手動で実行する場合は、操作パネルまたはタスクトレイメニューから行う。
「仮想ドライブ」の作成機能もある。例えば、階層の深い場所にあるフォルダを仮想ドライブに設定することで、当該フォルダ内のファイルへのアクセスが容易になる。仮想ドライブ機能も、パソコンへのログインと同時に有効にすることが可能だ。
そのほかにも「CDの取り出し」「コンピュータのロック」、「コントロールパネル(を開く)」、「電卓」「メモ帳」「ペイント」の起動、「スクリーンキーボード(UAC無効時)」などをタスクトレイメニューから実行できるようになっている。