ラリーの続く熱戦を、誰でも簡単に楽しめる本格3Dテニスゲーム。簡単なキー操作でショットを打ち分け、相手を揺さぶれる
「マルテニス」は、スピンやスライスなどを打ち分け、相手を揺さぶりながらのプレイを楽しめる“本物感覚”のテニスゲーム。ため打ちでパワーショットを打ったり、前後左右に打ち分けたりすることも可能。あらかじめ用意されたキャラクタを使っての通常モードのほか、新たなキャラクタを作成して、自分好みのプレイヤーを育成できる「ストーリーモード」も搭載する。
操作はキーボードで行う。使用するキーは、カーソルキーと【Z】/【X】/【C】の各キー。カーソルキーで自キャラを前後左右に移動させ、【Z】でスライスショット、【C】でスピンショットを打てる。【X】はジャンプ。カーソルキーを押しながらショットキーを押すことで、ショットの方向を打ち分けることも可能。ショットキーのみでカーソルキーを押していない場合は、センターに向かって打つ。
サーブの操作もショットと同様。【Z】/【X】/【C】のいずれかを押してトスを上げ、キーを離してタイミングよく再度いずれかのキーを押すと、サーブを打てる。二度目のキーが【Z】の場合はスライスサーブ、【X】ではフラットサーブ、【C】ではスピンサーブとなる。
相手のショットを打ち返す際にはタイミングよくショットキーを押す必要があるが、キーを押し続けた状態で、打ち返せる範囲までボールに近づくと、オートで打ち返してくれる機能もある。
プレイを重ねて使用できるキャラクタを増やし、自分に合ったキャラを見つけよう
【Z】または【C】を押し続けると、パワーをためた状態になる。ここからオートショットに頼ることなく、再度ショットキーを押して打ち返すことで、より強力なショットを打てる(ただし、オートショットよりもコントロールが悪くなる)。ため打ちのバリエーションとして、【C】でためている最中に【Z】を押してロブ、【Z】でためている最中に【C】を押すことで、ドロップショットを打つことが可能。ただし、キーを押し続けてパワーをためた状態では、キャラクタの動きが遅くなる。状況を見ながら上手に使いたい。
用意されたゲームモードは、あらかじめ登録されている15名から好きなキャラクタを選んでプレイできる通常モードと、新規にキャラクタを作成し、育成してゆく「ストーリーモード」の2種類。通常モードでは、登録されたキャラクタのうち、最初から使用できるのは5名のみ。残りのキャラクタは試合を重ね、コンピュータに勝つなどの条件をクリアすることで使えるようになる。各キャラクタはパワー、スピード、テクニック、ストローク、サーブの5項目でステータスが異なり、使い勝手も異なる。通常モードでは、対コンピュータ戦のほか、2P戦も楽しめる。
設定により、1試合のゲーム数は2から6まで、難易度は最弱から最強までの5段階から、好みに応じて調整できるようになっている。
オリジナルキャラを作成して、少しずつ育成できるストーリーモード
「ストーリーモード」では、名前と各部の色を設定して、オリジナルキャラクタを作成できる。キャラクタの育成は、練習と試合で行う。練習では、カードゲームのブラックジャックとルーレットを合わせたような方式でポイントが決定される。獲得できるポイントはパワー、スピード、テクニックの3種類。プレイヤーはまず最初に、この三つの中から練習タイプを選ぶ。画面最下部には「0」から「9」までの数字と「?」からなる10種類の経験ボックスが並び、これがルーレットとなる。
【Z】を押すことでルーレットが回り、再度【Z】を押すとルーレットが止まって、ボックスが決定される。ボックスの数字が、選択した練習タイプのポイントとなる。ポイントが十分でないと思えば、何度でもルーレットを回して、数字を加算することが可能。練習タイプの変更も自由に行える。ただし、数字の合計が10を超えるとバーストして、ポイントは0となる。「?」は、ランダムにさまざまな効果を発揮する特殊ボックス。一度使用されたカードは表面に×が付き、ルーレットの対象から除外される。
ルーレットが終了したら、「精算」を押してポイントを確定する。ただし、これだけではただ経験を積んだだけ。「能力」を押して、12種類のステータスに得点を振り分けることで、はじめてキャラクタが強化される仕組みだ。
試合開催中は練習はできず、試合に参加しなくてはならない。試合に勝つとボーナスが倍に増え、ポイントも多く獲得できる(ボーナスもポイントに変換すること可能だ)。