“音楽、動画、DRMの総合コンバータ”。パソコンでの再生と同時に録音・録画することで、DRM(Digital Rights Management)保護されたデータも記録できる。「Tunebite」は、音楽・動画ファイルをキャプチャして、他の形式に変換・保存できるマルチメディアファイルコンバータ。WMA/M4P/M4B、WMV/M4Vをはじめ、多数の音楽/動画形式の変換を行える。新バージョン「7」では、変換機能が強化され、Webダウンロード(ストリームキャプチャ)後、他の形式に変換・保存することも可能になった。ユーザインタフェースも改善され、使い勝手が向上。音楽・動画の変換・保存に対応した「Platinum」版と、音楽のみに対応した「Premium」版とがある。
変換・保存できる音楽・動画形式はWMA/WMV/MPEGなど、計50種類以上(Platinum版)。「Tunebite」シリーズでおなじみの、赤と黒からなるメイン画面の左側(赤い部分)に変換対象のファイルをドラッグ&ドロップして「開始」を実行すると、変換結果が画面右側(黒い部分)にリストアップされる仕組み。基本的な操作方法は前バージョンと変わらないが、新バージョンではインタフェースもチューニングされ、細かな部分での使い勝手が向上した。
DRM保護されたファイルの変換・保存は「再生されるデータそのものをキャプチャし、再エンコードして保存する」ことで実現されている。パソコンで再生される音楽・動画であれば、DRMの形式に関わらず、データを変換・保存することが可能だ。
動画の保存では、新たに2パスエンコードに対応した。(エンコードに時間はかかるものの)同じビットレートであれば、より高い画質で動画を変換・保存できるようになった。
インターネット上のコンテンツをキャプチャして、保存することも可能。YouTubeやMySpaceなどの動画サイト、Last.fmやSoundClickなどの音楽サイトをブラウザで表示させると、当該ページで表示された動画や音楽が自動的に「Tunebite」にキャプチャされ、ファイル保存される。
さらに、サウンドカードの出力を録音したり、画面をキャプチャして動画を記録したりすることも可能。従来のように、キャプチャされるサイトやURLを限定することなく、音の出るページや動画が表示されるページの内容をキャプチャできるようになった。