設定を変更することで、Windows 7の動作の快適化や高速化、安定化を図るためのソフト。「WinDNA 7」は、Windows 7専用の環境カスタマイズソフト。OSの不要な機能を無効にして、動作の高速化を図ったり、コンテキスト(右クリック)メニューに項目を追加して、使い勝手を向上させたりできる。利用するには「管理者として実行」する必要がある。
「WinDNA 7」で設定できるのは60以上の項目。「デスクトップ」「メニュー」「システム」「その他」の四つのカテゴリーに分類され、メイン画面に設置されたボタンで切り替えて利用する。「デスクトップ」では、デスクトップやタスクバーの表示に関する設定を行うことが可能。デスクトップテーマ機能やガジェット、Windows Aero関連機能の無効化、コンテキストメニューへの機能追加、タスクバーのサムネイル、アイコン、ボタンの表示方法、ジャンプリストの項目数などを設定できる。
「メニュー」では、主に「スタート」メニューのカスタマイズを行うことが可能。「スタート」ボタンを押した際に右ペインに表示されるメニューへの項目の追加や、項目の表示方法を設定できる。「システム」では、あまり必要でないと考えられるWindowsサービスの無効化を、また「その他」ではエクスプローラの表示などに関する設定を行うことが可能だ。
各項目にマウスポインタを合わせると、「変更すると、どのようなメリットがあるのか」「どのような場合に有効なのか」といった説明が、メイン画面下部の「詳細」エリアに表示される仕組み。変更を指定した項目は文字が赤色に変わり、どの項目を変更したのかもひと目でわかる。