タグを利用して、ウィンドウの移動や位置の入れ替えなどをすばやく行えるようにするユーティリティ。ウィンドウの位置を整理したり、すばやく呼び出したりしたいときに最適。「DesktopTag」は、ウィンドウの操作を便利にしてくれるソフト。タグを貼り付け、タグとウィンドウとを「結合」することで、タグを使ってウィンドウを操作できるようにする。タグには番号が振られ、各番号は2枚でセットになっている(初期状態では1〜5のタグが各2枚、計10枚のタグが表示される)。タグは最大で10番(計20枚)まで増やすことが可能。同じ番号のタグ間でマウスポインタを移動させることもできる。
タグは、ウィンドウと「結合」させることにより、その位置関係を記憶する。結合が設定されたタグを移動すると、設定されたウィンドウが相対的な位置関係を保ったまま移動する仕組み。逆にウィンドウを先に移動した場合、タグはもとの位置にとどまるが、タグをクリックすることで、ウィンドウを追いかけて、設定された相対位置に移動する。
タグをクリックすると、結合されたウィンドウがアクティブになる。例えば、複数のウィンドウがオーバーラップして目的のウィンドウが完全に隠れているような状態でも、タグをクリックすれば、目的のウィンドウを簡単に呼び出すことができる。
同じ番号のタグが結合された二つのウィンドウの位置を入れ替えたり、もう一方のタグの場所へ移動させたり(転送)することも可能。一方のタグをダブルクリックすることで、マウスポインタをもう一方のタグへジャンプさせることもできる(この場合、タグはウィンドウに結合されていなくてもよい)。
そのほかにも、
- タグの色の変更(最大5色から選択)
- 任意の番号のタグを隠す
- 最前面表示の切り替え
などを行うことが可能だ。