ユニークなシステムの“新感覚スライドアクションパズル”ゲーム。ブロックを上下にスライドさせながら通り道を作り、ヒロインを前進させてゆく。画面の左端で挟まれないように、ブロックをスライドさせて道を開こう
「ちょこっとだいやるんば!」は、かわいい女の子を主人公にした、高難易度の横スクロール型スライドパズルゲーム。フィールド上のブロックを上下にスライドさせ、元気いっぱいに駆けたり、飛び下りたりする主人公を誘導し、モンスターを避けながらダイヤを集めて、高得点を目指す。シンプルだが、パズル性、ハマり度ともに高い。
ゲームの主人公は、不思議な世界「だいやるん」に住む「るんば」。元気を持て余したおてんば娘で、遠くの世界に憧れて冒険の旅を続けている。旅の目的は二つ。ひとつは、上下にスライドする不思議なブロック(ライン)の隙間を縫って、モンスターもいるこの不思議な世界をできるだけ遠くまで突き進むこと。もうひとつはモンスターの正体であるダイヤをできるだけ多く集めることだ。
ゲームの内容はシンプル。縦一列の中に必ず1ヵ所は隙間のあるブロックの並び(ライン)を上下にスライドさせ、ひたすら右へ右へと駆け続ける「るんば」のために通り道を作ること。フィールドは常に右から左に横スクロールし、通り道を作るのが間に合わずに「るんば」が画面の左端に見切れてしまうとゲームオーバー。フィールド上に登場するモンスターと接触してしまった場合もゲームオーバーとなる。
ブロックをスライドさせて、右へ右へと走り続ける「るんば」を上手に誘導しよう
操作はキーボードまたはゲームパッドで行う。フィールド上には縦一列分の虹色のカーソルが表示され、【←】/【→】キーで左右に動かすことで、スライドさせるラインを選択できる。画面の端から端までカーソルを移動させたい場合は、カーソルを画面一方の端から追い出せば、反対の端から出現する。
【↑】/【↓】キーを押すと、カーソルのあるラインのブロックが上下にスライドする。画面の上下は繋がっており、画面の上(または下)に追い出されたブロックは下(または上)から出現する仕組み。同様に、るんばが画面の下端から落ちてしまった場合でも次の瞬間、画面の上側から出現する。
ゲーム中の操作はこれだけ。プレイヤーは、るんばの直前にブロックを置いて移動を止めたり、通り道を空けて前進させたりと、間接的にコントロールしてゆく(るんばを直接操作することはできない)。るんばの直前でブロックをどれだけ速くスライドさせても、押しつぶしてしまう心配はない。
ラインとモンスターの特性を把握して、ダイヤをたくさんゲットしよう
登場するブロックは3種類。ひとつのラインは必ず同じブロックで構成され、異なる種類のブロックが混じり合うことはない。基本となるのは、ブロックを上下にスライドさせることのできる「ニコライン」。次に多く出現するのが、茶色い色をした「ムスライン」。「ムスライン」ではブロックを動かすことができず、ニコラインを操作することで、るんばを隙間まで誘導しなくてはならない。もうひとつが緑色のブロックで構成された、特殊な「ラリライン」だ。「ラリライン」は上下いずれかにスライドし続け、ムスライン同様、プレイヤーの操作を受け付けない。
モンスターは、髭を生やした赤っぽいモンスター「ひげぷー」と、羽の生えた緑色のモンスター「はねぷー」の2種類。「ひげぷー」はフィールド上を移動しない。「はねぷー」はフィールド上の卵から生まれ、生まれたあとは左方向に移動し続ける。画面上に卵が出現してから生まれるまでの待ち時間があり、厄介だ。
モンスターを横並びで隣接させると、ダイヤに変化する。フィールド上の行く手をさえぎるモンスターを上手に横並びにしてダイヤへと変え、数多くゲットすることがゲームのポイント。「はねぷー」がダイヤにぶつかった場合は、ダイヤが消滅してしまう。