戦闘、魔法、錬金、仲間集め、ダンジョン探索など、さまざまな要素を堪能できるアクションRPG。メインストーリーとは独立した、多数のサブイベントがゲームを盛り上げる。世界の平和を守る「オリジン」の一員となるため、危険な任務に挑む
「SCHOOL LEADER」は、魔法学園を舞台に展開されるアクションRPG。主人公は、メインストーリーやサブイベントをこなしながら、世界各地に存在する仲間を探し出してゆく。最終的に仲間にできるキャラクタは約40人。ミニゲームも充実している。
主人公は、「カナレット魔導学園」の生徒「ウィル(名前は変更可能)」。学長の信任が厚い「オリジン」の候補生だ。オリジンは、世界を守ることを目的とした、魔導学園独自の組織のこと。オリジンの一員となることは、学園では最高の名誉で、かつ学園内でさまざまな優遇を受けられるようになる。
ある日、ウィルは学長より任務を与えられる。任務の内容は、港町「リール」に赴いて、“あるもの”を学園まで持ち帰ってくるというもの。しかし、“あるもの”は非常に危険で、任務にも危険がともなうらしい。その代わり任務に成功すれば、晴れてオリジンの一員として認められるという。かくしてウィルは、これまでにも任務で一緒になったことのある「エフィ」とともにリールに向かう。
順番や時間的な縛りがなく、いつでもサブイベントを楽しめる柔軟なシステム
ゲームの特徴は、メインストーリーのほか、本編とは独立したサブイベントが豊富に用意されていること。ドラマが進展するとプレイできなくなるような「時期限定のサブイベント」は少なく、サブイベント同士のプレイ順などの“縛り”も特に設定されていない(ようだ)。物語が佳境を迎え、主人公が遠く離れた土地にいたとしても、学園に戻ってサブイベントをこなし、お金や経験値を稼ぐといったことを自在に行える。
主人公に与えられた任務のひとつが“学園の生徒を集める”こと。少しでも多くの人間を生徒として勧誘しなければならない。勧誘に成功したキャラクタは、戦闘メンバーとしてパーティに参加できるほか、学園で何らかの能力を発揮して、活動もしてくれる。例えば、閉まっていた店が営業を再開したり、拾ってきたアイテムをもらえたりといった恩恵を受けられる。
戦闘は、仲間と協力して敵と戦うリアルタイムアクション形式
戦闘はシンボルエンカウント方式。リアルタイムアクションを採用し、マップ上で敵キャラと接触すると、地形はそのままに画面が切り替わって、戦闘がはじまる。
カーソルキーで主人公を操作し、【Enter】/【Z】キーを押すことで攻撃が成立する。攻撃は武器が届く範囲でないと成立しない。連続で押して、コンボにすることも可能。敵の攻撃を受けると「体勢ゲージ」と総称される2種類のゲージが減り、防御力と回避力が減少する。ゲージは、しばらくダメージを受けないでいると回復する。
戦闘では、使用する武器の選択が極めて重要。主人公が使用できる武器は、短剣、片手剣、両手剣、槍の4種類。武器によって連続攻撃のできる回数が異なり、重い武器を使うほどすばやさが落ちて、連続攻撃の回数も減る。短剣のような軽い武器は、攻撃力や攻撃範囲は劣る代わりにすばやく動くことが可能で、敵の攻撃を回避しやすい。攻撃速度も高く、連続で攻撃ができる。一方、両手剣や槍は両手を使うため、盾などの装備やアイテムを装備できず、防御力が低下するが、攻撃範囲は広い。
パーティの仲間は、独自の判断で動いて戦闘に参加する。特定のアイテムを入手することで、スキルや大技の使用などの指示を非戦闘地域で行えるようになる。戦闘に参加させることができるパーティキャラクタは、あらかじめ戦闘キャラクタとして登録しておいたひとりのみとなっている。