単身、怪物の跳梁する惑星の地下世界を探索し、遭難した仲間を救出するステージクリア型のアクションシューティングゲーム。調査から帰還しない仲間を捜索するため、主人公は惑星の地下に突入する
「セイントルーパ」は、「仲間の調査隊メンバーを救出するために、未知の生物が跋扈する惑星を探索する」という設定のSFアクションシューティングゲーム。自機の機動力の高さを利用し、広いマップをさまざまなルートで攻略できることが大きな特徴。地底で遭難した仲間を助け出しながら、大怪獣を倒して、ステージクリアを目指す。
ゲームの舞台は、恒星サンタナ系の第二惑星「ヴィナス」。主人公は、巨大スペースコロニー「シティ7」からヴィナスに派遣された生物調査隊員の一人。地底調査が開始され、たまたま宇宙船に見張りとして一人残されたが、調査の終了時刻が過ぎても、誰も宇宙船に戻ってこない。他の隊員たちに何が起こったのかを確認するため、単身、地底探索に乗り出してゆく……。
操作は、ジョイパッドまたはキーボードで行う。【←】/【→】キーで左右に移動し、【X】キーでジャンプ、【Z】キーでショットを撃つ。【↑】/【↓】/【←】/【→】キーで銃の向きを上下左右に変更することも可能だ。
ジャンプの距離はボタンを押す長さで変化する。空中でカーソルキーを操作することで、落下方向を変えることも可能。ユニークなのは「ジャンプや落下の途中、壁がすぐそばにあれば、その方向の横向きのカーソルキーを押すことで壁に張り付ける」こと。壁に張り付いたまま、真横や上下にショットを撃つことができ、ジャンプと張り付きを繰り返して、そのまま壁を登ることもできる。
ステージ上のロープに掴まって移動することも可能。この場合は、移動したい方向のカーソルキーを押せばよい。ただし、移動に両手を使うため、ショットを撃つことはできない。
エアーの残量に注意して、空気だまりを見つけたら欠かさず補給しよう
主人公は、ジャンプして飛び上がれる高さよりも高いところから落ちると、目を回してズッコケてしまう。ズッコケている間は踏ん張りが利かず、足場から転落してしまったり、隙ができて敵の攻撃を喰らったりする。ズッコケるのを防ぐには、落下中に壁に張り付くか、真下にショットを撃つかすればよい。ただし、どれほど高いところから落ちても、主人公が落下によってダメージを受けることはない。
主人公は宇宙服を着用し、背中に背負ったエアボンベのエアーで呼吸している。このエアーがゼロになるとミスとなり、ライフがひとつ減少する。エアーは時間とともに減少するほか、ショット(エアキャノン)を発射することでも少し減少する。エアーの残量は、画面下部の「エアーゲージ」で確認することが可能。マップの所々に存在する「空気だまり」に入ることで、エアーゲージをMAX(半分)まで補給できる。空気だまりの中に一瞬突入するだけで、直ちに補給は完了する。
ザコキャラクタを一定条件下で倒すと、「エアアイテム」が出現する。エアアイテムを拾うとエアーゲージがMAXを振り切り、ハイパー化する。ハイパー化している間は、移動速度が上がり、ショットの威力もグンとアップする。エアアイテムは、取らずに一定時間放置すると消滅してしまう。ハイパー化は、エアーゲージが半分を割ると自動的に解除される。
ステージボスを「本気モード」で倒して、真のエンディングを目指そう
ゲームはステージ制。ステージ上に落ちている鍵を拾って集めると、閉ざされているゲートを開けることができ、ボスのいる場所へと繋がる「クリアゲート」への道が開ける。鍵には「金」「銀」「銅」の3種類があり、それぞれ同じ色のゲートを開けられる。鍵やゲートは、各ステージにひとつずつとは限らない。同じ色の鍵とゲートが複数存在する場合もあり、どのゲートを開いて進むかで、必要な鍵の数が変化する。
ステージ上の「遭難して救援を求めている調査隊員たち」を救出することも、ゲームの目的のひとつ。隊員を救出すると、主人公のエアボンベに酸素が補給される。
クリアゲートをくぐると、いよいよとボスとの決戦。ボスとの戦いに勝利するとステージクリアとなり、次のステージに進める。ボスには「通常モード」「本気モード」の2種類があり、パーツを破壊すれば、本気モードを発動させることが可能。すべてのボスを本気モードでクリアすると、「真ボス」と対決できるようになり、真ボスを倒すことで、真のエンディングを見ることができる。
そのほかにも、ライフが4個以上ある状態でクリアゲートをくぐると進める「ボーナスステージ」や、難易度が高い代わりに一本道でクリアできる「デンジャールート」なども用意され、同じステージを何度でも繰り返し楽しめるよう工夫されている。一度到達したことのあるステージの中から好きな面を選んでプレイできる「面セレクト」機能もある。面セレクトでクリアした場合も、正規のクリアとみなされる。