「CkShutdown」の記事をご覧いただき、ありがとうございます。私は、シャットダウンするときにだけ起動するのではなく、タイマを無効にして、常にデスクトップ上に表示させています。それは、次のような使い方をしているためです。みなさんもお試しなさいませんか。(1) 当然ですが、ひとつは、すぐにスタンバイや休止、シャットダウンなどを行わせるためです。個人的に最も使用頻度が多く、また誤操作による被害が小さいスタンバイモードとしておきます。動作を実行させる場合は、動いているプロセスを画面で確認後、「即実行」ボタンをクリックしています。Windows標準の機能では、動作モードの選択とともにすぐに実行されてしまいますが、動作モードを確認してから開始させるので、誤操作を防ぐことができて安心です。もちろん設定ページで「実行後閉じない」を有効にして、再起動させる手間を省いています。スタンバイ以外の動作をさせる場合は、コンテキスト(右クリック)メニューで変更して、実行させています。
(2) 知らないプロセスが実行されていないかを監視し、安心するため(セキュリティ監視として)。「CkShutdown」は、「無視」登録されていないプロセスを表示しますので、見知らぬプロセスが起動されると表示します。表示されたプロセスを調べ、ほとんどの場合は、アプリケーションの自動アップデートだったりと、無害であることを知って安心しますが、不要なサービスは起動を停止させたりしています。
(3) いま、どんなアプリケーションを起動しているのかを知るため(タスクマネージャとして)。一般のタスクマネージャと違い、注目しなければいけない(無視できない)プロセスだけが表示されるため、わかりやすく、的確に判断できます。
(4) 最後におまけとして、スケジュールを的確に計画するのを支援するため。画面の左下部には、既定では現在日時が表示されています。シャットダウンなどを行うときは、ほとんど他のことをはじめたり、計画したりするタイミングで、現在日時は重宝します。特に曜日の表示は私にとって重要で、「金曜日までに片づけるには……」などというようにしています。日時表示は本来、動作インジケータとしての(監視と画面更新がされていることを示す)目的で設けられたもので、時刻だけでしたが、このために月日と曜日が追加されています。
「CkShutdown」は、前記のように常時実行させることも考慮して、できるだけCPU負荷を小さくするように作りました。みなさんのお役に立てることを願っています。
(aki)