ソフトを開発しようと思った動機、背景
画像合成なら「Adobe Photoshop」を買って、使えばよいだろうと誰もが考えます。私の場合も数年前に買いましたが、いざ動かしてみると、操作方法が多すぎて、使い方が全然わからず、「チュートリアルどこ?」「レイヤって何?」というような感じで全然扱えなくて、結局、使うことを断念しました。「半透明貼付加工ツール+ナビ付」の最大の売りは、次に使うべきボタンを赤枠点滅させることで教えてくれる「ナビ」機能を強化した点ですが、このナビ機能にこだわって作ったのは、上のような経緯で、「市販の合成ソフトを投げ出した人でも、簡単に使用できるようにしたい」と思ったからです。ナビ機能があるおかげで、作った本人が数ヵ月たって使い方を忘れてしまった場合でも、「あれ、保存ボタンどこだっけ?」などと探さなくてもよいので重宝しています。
開発中に苦労した点
新バージョンでは、部分色変更機能や文字挿入機能を入れたいと思っていたので、実装しました。そのまま公開しようかとも思いましたが、説明書をよく読まないで使う人には、せっかく付けた機能を使ってもらえないような気がしました。そのため、ナビ機能を強化することに専念して改良しましたが、ほぼ完成したものに無理やりナビ機能をスパゲッティのように付けたので、プログラムがつぎはぎだらけになって、かなりの部分を作り直しました。
ユーザにお勧めする使い方
とにかく実行したら目的別のナビを選んで、指示されるままに実行してください。そうすれば、たとえ説明書を読まなくても、はじめて使った人であっても、操作に迷わずにそこそこ使えます。たまに使う人はナビ通りに使えば、たいていの場合は事足りるでしょう。「写真に文字入れ」などは、写真を撮ってきたとき以外はほとんど使わないので、ナビ機能に従えば、そのつど説明書を開いて勉強しながら使う必要もなくなります。
今後のバージョンアップの予定
今回のバージョンで実装したい機能はほぼ実現できました。「何か新しい機能を付けてほしい」というリクエストがあれば、ご意見をお寄せください。さらなるバージョンアップを検討します。
(元阿戦武羅使い)