ソフトを開発しようと思った動機、背景
「Telopper」の開発動機は、「ポップアップウィンドウの代わりにユーザにメッセージを通知するインタフェースとして、テロップはどうだろう」という発想で、テロップを表示する仕組みを試作して、その試験用に現在の設定画面を作ったという経緯です。もともとは、テロップの実行部を他のアプリケーションで使用するために作ったのですが、結局その組み込み予定のアプリの開発が中断しているので、テロップだけが残ったとういうことです。それでも、これはこれで結構おもしろいので、バッチ起動で他のスケジューラなどから呼び出せるようにして、公開することにしました。開発中に苦労した点
プログラムそのものはそう苦労なくできたのですが、CPUの負荷と表示の滑らかさのバランスをとるチューニングで少々悩みました。
ユーザにお勧めする使い方
バッチ起動が可能なので、スケジューラから呼び出すのを想定していますが、公開以来、想定以上にダウンロード数があり、一体みなさまはどのように使っているのか、本当は聞きたいぐらいです(笑)。最近、ホームページの掲示板にユーザさんから、テレビ局で使用している旨の書き込みがありましたので、どこかの番組で「Telopper」で作成したテロップが流れているのかもしれません。
今後のバージョンアップ予定
最近、テロップの描画色と左右のマージン設定を追加しましたが、これで現在のバージョンの予定ToDoとしては終わりです。ユーザさんからの要望などあれば、その時点で考えます。今後、ユーザさんからのニーズがあるようなら、テロップ自体をアプリとして別バージョンで再設計版を出すかもしれません(テロップバリエーションの追加、テキストと画像の組み合わせ、スケジューラ機能、ファイルインタフェース等)。ただ、再設計するには、使われ方のイメージをもう少し固める必要がありますので、開発の有無を含めて未定です。また、開発時にテロップの方式として検討したB案があり、これは時期をみて、少し試してみたいとは考えています。
(OrangeMaker)