アクティブタイトルバーに列車の発車時刻などを表示するソフト。2列車分までの時刻表を表示できる。「タイトルバー時刻表」は、現時点または指定時刻以降に発車する列車のデータ(種別、行先、発車時刻)を、アクティブウィンドウのタイトルバーに表示するソフト。駅の発車ベルや列車入線時の接近音を、指定ファイルで再生することも可能。時刻表データは、独自の書式によるテキスト形式(*.JIK)のもの。テキストエディタなどで編集できる。配布アーカイブにはサンプルデータが同梱され、サンプルを参考にすれば、比較的簡単にデータを作成・編集することが可能だ。
使い方は簡単。起動するとタスクトレイに常駐し、指定した時刻表データにしたがって、現在から一番近い発車時刻を表示する。別のデータファイルを読み込ませれば、異なる路線・駅の発車時刻が表示されるようになる。
時刻表データでは、各列車の「発車時刻」「種別」「行先」「入線時刻」などのほか、「発車ベル」「接近音」で使う音声ファイルを指定することが可能。入線時刻は、接近音を再生しはじめる時刻を指定するもので、サンプルデータでは発車時刻の50秒前に設定されている(こだわりのある人は、音声データの長さにしたがって変更すればよい)。
そのほかにもオプションとして、
- 時刻表の表示形式(1列車分/2列車分)
- 時刻表の更新間隔
- 接近放送、発車ベルのON/OFF
などを設定することが可能。発車ベルは、WAV形式のファイルを利用できる。ユニークなのが「仮想時刻」設定機能。例えば、一定時間分だけ(20分など)進めておく(仮想時刻)ことで、駅までの移動時間を考慮した上で、「間に合う最も早い列車」のデータを確認できるようになる。