美しいデザインのカードを使って対戦する、シンプルながら奥深いカードシミュレーションゲーム。40枚のカードでオリジナルデッキを組み、勝利を目指す
「BATTLE LINE -バトルライン-」は、総数170枚以上のカードの中から40枚のカードを選んでオリジナルデッキを組み、戦場に展開した兵士ユニットのスキルや戦術カードを駆使して勝利を目指すカードシミュレーションゲーム。バトルの舞台は、4×5のマス目で区切られたフィールド(戦場)。自陣のマス目に配置した「兵士カード」をターンごとに移動させ、敵陣のマス目の奥にある「制圧エリア」まで自分のカード(ユニット)を1枚でも到達させることができれば勝ち。コンピュータとの対戦または他のプレイヤーとのオンライン対戦を楽しめる。
ゲーム開始時点の手札は5枚。カードには「食料カード」「兵士カード」「戦術カード」の3種類がある。このうち重要なのが、戦場にいる兵士を維持するのに必要な食料カウンタを増加させるための「食料カード」。カードを使うと、食料カウンタの値を1増加させることができるが、1ターンに1枚しか使用できない。
「兵士カード」は、戦場に配置して敵と戦わせるためのカード。3種類のうちで種類が最も多い。それぞれ維持コストが設定され、戦場にいる兵士の維持コストが食料カウンタの数値を超えてしまった場合は、次のターンの開始時(食料チェックフェイズ)に数値内に収まるよう、兵士を破棄しなくてはならない(そうならないためには、食料カードは毎ターン必ず使用した方がよい)。食料カードは1種類のみが存在し、デッキに何枚でも入れることができる。
「兵士カード」は、「一般兵カード」と「英雄カード」に大別される。一般兵カードは、1種類につき2枚までの制限さえ守れば、デッキに何枚でも入れられる。英雄カードは1種類につき1枚で、5枚まで入れることができる。
「戦術カード」は、指定した自分のカードを強化したり、敵のカードを下がらせたりといったように、戦況を有利にする特殊な効果を持った使い捨てのカード。1種類につき1枚で、何枚でもデッキに入れられる。
兵士カードの能力を十分に活かしきり、敵との戦闘に勝利しよう
マス目に区切られた戦場のうち、手前2列は「自陣」、奥2列は「敵陣」、中央1列は「中立地帯」となっている。さらに、自陣の手前1列は「布陣エリア」で、兵士カードは(一部の例外を除き)このエリアにのみ布陣(場に配置)できるようになっている。
ターンは、「食料チェックフェイズ」「ドローフェイズ」「メインフェイズ」「エンドフェイズ」の各フェイズからなる。「ドローフェイズ」では、自分のデッキから2枚カードを引いて、手札に補充する。手元に残せる手札は7枚まで。ドローした結果、7枚を超えている場合には必ず次のメインフェーズで使って、残りが7枚以下になるようにする。
実際にカードを使用するのが「メインフェイズ」。メインフェイズでは、「食料カードの使用」「兵士カードの移動」「兵士カードの布陣」「戦術カードの使用」の各操作を行える(これらの操作は好きな順番で行うことができ、操作を混ぜることも可能)。兵士カードの移動は、各カードごとに1ターン中1回だけ行える。通常のカードは上下左右いずれかに1マスしか移動できないが、なかには2マス移動できる俊足のカードも存在する。斜め移動はできず、また布陣されたターンには移動できない。
移動先に敵ユニットがいる場合は「戦闘」となる(弓などの飛び道具を持つユニットの場合は、隣接したマスから攻撃することも可能)。勝敗は、各兵士カードに書かれた戦闘力の引き算によって決定され、戦闘力が0以下になったユニットは破棄される。兵士の中には「ATC」または「DEF」という特性を持つものがあり、自分から攻撃を仕掛けた場合はATC値が、また敵から攻撃された場合にはDEF値が戦闘力に加算される。これらの特性を持つ敵と戦う場合は、対応を間違えないように注意しよう。
戦闘によって減った戦闘力や戦闘に使用したATC/DEF値は「エンドフェーズ」になるまで回復しない。これを利用して、複数のユニットをぶつけて強力な敵を倒すことも可能だ。エンドフェーズでは、ユニットの能力の完全回復と手札の枚数チェックが行われる。7枚以上ある場合は、余分なカードを破棄しなくてはならない。
まずは20種類のミッションモードをクリアして、経験を積みながらBPを稼ごう
コンピュータ対戦用のモード(シングルモード)は全部で5種類。ただし、ゲーム開始時点でプレイできるのは「ミッションモード」のみ。ほかのモード(パズル、ギャンブル、クエスト、スコアアタック)をプレイするには、ミッションモードでの勝利で獲得できる「BP(バトルポイント)」を使って、ショップで購入しなくてはならない(ショップではそのほかにも「称号」や「シンボル」、新たなカードを入手できる「カードくじ」などを購入できる)。
「ミッションモード」は、それぞれテーマが設けられた20種類のミッションを通じてコンピュータと対戦するモード。ミッションをクリアすることで、ランダムに新たなカードを入手できる。案内役「テジロフ」の下ネタ満載のアドバイスも必見だ。
「パズルモード」は、1ターンで勝利条件を満たせばクリア、それ以外は失敗という詰め将棋のようなモード。1問につき1回のみBPを獲得できる。
「ギャンブルモード」は、作成ずみのデッキを使用することができず、無作為に配られたカードでデッキを作成してミッションをクリアしなくてはならないモード。開始するにあたり、BPを「賭け金」として使う必要がある。賭け金が多いほどクリアに必要なミッションの数が増え、クリアしたときに獲得できるBPが多くなる。ただし、ミッションで敗北すると、開始時に賭けたBPは失われてしまう。まさにギャンブルのモードだ。
「クエストモード」は、特殊な条件下でのクリアを目指すモード。「スコアアタックモード」は、特殊なミッションをクリアし、その得点を全国のプレイヤーと競うモードだ。
シングルモードに加え、ネットワークを通じて全国のプレイヤーと対戦できる「オンラインモード」も用意されている。オンラインモードで対戦すると、勝っても負けてもランダムに1枚カードを入手できる上、BPも稼ぐことができる。
そのほか、同梱の「パズルエディター」(有料版のみに同梱)を使ってパズルモードの問題を作成し、BATTLE LINE公式サイトに送信することも可能。送信された問題は担当者がチェックし、優秀なものは「パズルモードの投稿問題」として公開されて、全国のプレイヤーがプレイできるようになる。