「WpCutter」は、複数サイズの縮小画像を一括作成できる画像変換ソフト。出力（縮小）サイズは横と縦のpixel値で指定し、6種類までを登録することが可能。1回の操作で最大6枚のサイズの異なる縮小画像を作成できる。元画像として利用できるのはBMP/PNG/JPEG/TIFF/GIF形式のファイル。Susie Plug-inに対応し、プラグインを導入すれば、読み込める形式を増やすことができる。出力はBMP/PNG/JPEG/GIFで行える。

操作は簡単。縮小後のサイズを登録したら、

1. 出力サイズをチェックボックスで選択し、
2. 画像形式と出力先を指定して、
3. 縮小したい画像をメイン画面などにドラッグ＆ドロップ

縮小する画像の「形」に制限はない。例えば、ケータイ待ち受けの縦長画面も自由に作れるが、縦横比の違うサイズを指定したときには、上下または左右が部分的にカットされる。また、拡大には対応していないため、縮小後のサイズは、縦と横両方のpixel値が元のサイズ以下である必要がある。

個人的には、出力ファイルを複数フォルダへ振り分けられる機能を備えてほしかった。「フォーマット別」「サイズ別」などで振り分けができると、もっと利便性が高まると感じた（その代わり、設定がより煩雑になってしまうかもしれないが）。

厳密なトリミングはできませんが、複数ファイルを処理できるので、作業時間を大幅に短縮でき、操作方法も簡単なので、壁紙に限らず複数サイズの画像を一括生成するときに便利です。

また、改善を要する点や便利な機能があれば、随時修正・追加したいと思います。