剣と技で敵を撃破してゆく、爽快感溢れる横スクロール型2DアクションRPG。幼なじみの少女のため、魂を剣に宿して敵に挑め!
「私の剣になりなさい!」は、“神具を駆使して結界へ挑む”2Dグラフィックの横スクロールアクションRPG。物語は、もののけ退治を生業とする父のもとで修業を積んだ少女「榊姫乃」が、幼なじみの少年に「あなた、私の剣になりなさい!」と言い放つ場面からはじまる。
少年の魂を無理矢理「霊剣」に封じ込めた姫乃はその剣を携えて、怪しげな雰囲気に包まれた廃墟のような町へと足を運ぶ。町は「反魂の瘴気(しょうき)」で充満していた。このまま放っておけば、反魂の支配領域がどんどん広がっていってしまう。どうやら今回の件には、姫乃が幼少時代をともにした義理の姉が関わっているようだ。この謎を解くため、姫乃と少年は町に足を踏み入れる。
二人の行く手には、旧日本軍が作った反魂兵器や、古代中国の時代から生きている猫耳妖怪、すべてが謎に満ちたメイドさんなど、手強い敵が立ちはだかる。美少女剣士・姫乃と霊剣に宿った少年は、敵を倒し、町の平和を取り戻すことができるのか!?
剣と技を駆使して、敵に立ち向かえ!
「私の剣になりなさい!」には、チュートリアルは用意されていないが、その代わり最初の面をプレイすることで、基本の操作を把握できるようになっている。操作は、カーソルキーで移動、【X】キーでジャンプ、【Z】キーで剣による攻撃、【C】キーで波動攻撃を放つ。ただし、波動攻撃ははじめから使用することはできず、ゲームを進めることで修得できるようになる。それまでは剣だけで敵を倒してゆくことになる。
最初のステージでは、とにかくアクションに慣れることが大切。ジャンプはキーを押している長さで飛距離が変わる。剣攻撃は、押しっぱなしにすることで連続斬りができる。また、【D】キーを押して自爆(リトライ)することも可能で、スコアに不満があるときなどは試してみよう。
最初のステージをクリアすると「野菜置場」に移動できるようになる。ここには「辛野菜(赤)」「白野菜(白)」「甘野菜(緑)」の3種類の野菜があり、どの野菜を選ぶかによって、プレイヤーキャラの移動速度が変化する。辛野菜だと高速、白野菜は普通、甘野菜だと低速になる。自分のプレイスタイルに合った速度を選択しよう。
ゲームを攻略する上で重要なのが「社」の存在だ。「社」では、さまざまなアイテムを手に入れて、主人公をパワーアップさせることができる。序盤に行ける「封印の社」では、波動攻撃をひとつだけゲットすることが可能。選べる波動攻撃は「風刃の波動(蒼)」「竜巻の波動(翠)」「守護の波動(紅)」の三つ。「風刃の波動」は遠距離攻撃を、「竜巻の波動」では全体攻撃を発動でき、「守護の波動」では約2秒間無敵状態になれる。波動攻撃などの技を使用するにはSPが必要。SPは、時間が経つと自然に回復する。
「救いの社」では、HPを増減させることができる。黄色のスイッチを押すとHPが2倍の10に、緑色だと初期状態の5のままに、灰色だと1になる。ただし、黄色のスイッチを押すと、クリア時のスコアから800点が引かれてしまう。「封印の社」や「救いの社」以外にも「社」は多数用意されている。修得できる技をいろいろと組み合わせて、敵に挑もう。