スピーディでエキサイティングな対戦型アクションゲーム。ステージ上に散らばったコインを独占するために、ボール型のキャラクタがめまぐるしく激突し合う。敵を吹き飛ばしたり、つぶしたりしてコインを奪い取る
「コロコロアタック」は、ボール型のキャラクタを操り、ステージ上を高速に移動しながらコインを奪い合うアクションゲーム。ルールは簡単。プレイヤーキャラを含めた4体のキャラクタがステージ上に散らばったコインを拾い集め、すべてのコインを独占するか、制限時間が終了した時点で最も多くのコインを持っていれば勝ち。単にコインを拾うスピードを競うだけではなく、アイテムで敵を攻撃したり、体当たりで敵をステージ外に突き落としたりといった駆け引きも重要になる。
用意されたステージ数は3。ひとつめは、縁がせり上がった正方形のステージ。四隅に四角い穴が開き、穴に落ちるとステージ外の海まで真っ逆さまに落ちる。二つめは、ビリヤードテーブルのような形をしたステージ。ナインボールなどで使用されるポケットテーブルの形状をしており、ポケットに相当する縁の6ヵ所に四角い穴が開いている。三つめは、ドーナッツ状の多角形ステージ。中央の大きな穴には十字に橋が架けられ、橋を渡るときに操作を誤ると、たちまち海に落ちてしまう。3ステージ中で最も難易度が高い。
制限時間やハンディキャップの有無などを変更することも可能
操作はキーボードまたはマウスで行う。【W】キーで前進(2回連打でスピン)、【S】キーで後退、【A】/【←】キーで左回転、【D】/【→】キーで右回転、【Q】キーでジャンプ、【E】キーでアイテムの使用となっている。マウスの場合は、右クリックで前進、左右のマウス移動で左右回転、左クリックでアイテムの使用となる。
設定により、ゲームの条件を変更することも可能。変更できるのは制限時間、取得コインの表示/非表示、レーダーの表示/非表示、ハンディキャップ。制限時間は30、60、99秒と∞(無限)から選択することが可能。制限時間が30、60、99秒のときは、ステージ上のコインの総数は40枚。無限を選択した場合は10枚に設定される。
取得コインの表示/非表示は、各キャラクタが取得しているコインの枚数を画面上に表示するかしないかの設定。非表示にすると、敵の持っているコインの枚数がわからなくなり、ゲームがさらにスリリングなものとなる。レーダーの表示/非表示は、各キャラクタの位置を示すレーダーを画面に表示させるかどうかの設定。非表示にすると、他のキャラクタの動きを視界でしか判断できなくなり、難易度が上がる。ハンディキャップをありにすると、他のキャラクタがコインを10枚持っている状態からのスタートとなり、難易度が上がる(制限時間が無限のときは無効)。
アイテムと体当たりでライバルからコインを奪い取ろう
ゲームが開始されると、あとはひたすらコインの奪い合いとなる。ステージ上に散らばっているコインを、高速に移動しながらすばやく拾い集め、拾えるコインがなくなったら敵のコインを奪い取る──というのがオーソドックスな戦術。敵からコインを奪う方法のひとつに「体当たり」がある。体当たりを受けたキャラクタは、ステージ上にコインを落とすので、そのコインを横取りして自分のものにできる。
ステージ上に散らばっている「アイテムボックス」を拾ってアイテムを取得し、敵にさまざまな攻撃をしかけることも可能。取得できるアイテムは、
- 巨大化して、ぶつかった敵を押しつぶしてペラペラにできる「巨大化」
- 腕を使ってコインをつかんだり、相手を殴ったりできる「ロケットパンチ」
- 敵を吹き飛ばして、気絶させることのできる「エネルギー弾」
- 時間を止めて、自分だけが行動できるようになる「時止め」
の4種類。一定の時間が経つと効果が切れ、新たなアイテムを使用できるようになる。アイテムボックスは、実際に取ってみるまでどのアイテムが入っているのかわからない。