ソフトを開発しようと思った動機、背景
「バックアップを取らなければならない」ということはわかっていても、やはり面倒でサボりがちになってしまうもの。私自身、バックアップを取らずに痛い目にあったことが少なからずあります。こうした経験から、起動しておくだけで自動でバックアップできれば、そういったことも少なくなるのではないかと思い、開発に取りかかりました。その後、ユーザのみなさまよりさまざまなご意見をいただき、少しずつ改良を加えて、現在のように外部デバイスを感知できるようになり、さらにフィルタによるファイル除去や世代別バックアップなども可能になりました。開発中に苦労した点
「自動でバックアップが取りたい」とは思ったものの、実際どうやって更新されたファイルのみをバックアップするか悩みました。すでに存在するソフトウェアの中には、すべてのファイルの更新日時を比較しているものがありますが、対象ディレクトリのファイル数が多くなってしまうと、どうしても時間がかかってしまいます。「なんとか更新されたファイルのみを検出できないか」と試行錯誤を繰り返しました。
インタフェースの設計にも苦労しました。どんなに便利な機能を持ち合わせていても、使い方が複雑では使う気が起きません。誰でも直感的に操作できるよう、基本操作はなるべくシンプルになるように設計しています。
ユーザにお勧めする使い方
お勧めする使い方、というと少し違いますが、「自動起動」「継続監視」は有効にしておきましょう。「起動していなかったので、バックアップできなかった」なんてことになりかねません(笑)。
今後のバージョンアップ予定
いまでもユーザのみなさまからソフトウェアに対するご意見をいただいています。提案していただいた機能については極力、実装できるように頑張っていきたいと思います。今後もユーザのみなさまのパソコンライフをサポートできるよう、バージョンアップをしていきたいと思います。
(ぎむざ)