デスクトップに開かれた「空の窓」から、日本各地の「ライブな天気」を覗けるソフト。「ソラマド」は、気象情報会社「ウェザーニューズ」が提供する24時間生放送番組「SOLiVE 24」や全国の会員による「ウェザーリポート」を視聴したり、天気に関するチャットルーム「ソラチャット」に参加したりするためのソフト。起動中は、気象・環境に関する分散コンピューティングにユーザがCPUパワーを提供することになる。
起動すると、デスクトップに八つの窓が現れる。このうち、一番右の窓をクリックすると、天気情報番組「SOLiVE 24」を視聴できる仕組み。「SOLiVE 24」では、お天気お姉さんが毎日24時間、日本各地の現在の天気や予報を伝えてくれる。
残る七つの窓には、ウェザーニュースの携帯電話会員「ウェザーリポーター」から送られてくる全国各地の天気に関するリポートが、地域ごとに表示される。初期状態では、左から「九州沖縄」「中国四国」「近畿」「中部」「関東」「東北」「北海道」だが、ユーザが変更することも可能。各窓をクリックすると、リポーターからの写真とコメントが表示される。写真はさらに拡大表示させることも可能。リポートはユーザが設定した間隔でリアルタイムに更新される。
「ソラチャット」には窓と同様、「SOLiVE 24」と各地域ごとの八つのチャットルームが用意されている。このうち「SOLiVE 24」のチャットからは、コメントが番組内で紹介されるなど、番組作りに参加することも可能だ。
「ソラマド」を利用するには、ソラマドメンバー会員登録(無料)かウェザーニューズの会員登録(月額315円)と、Adobe AIRランタイムがインストールされている必要がある。