タマネギ型の機体を操って奇妙なデザインの敵と戦う、コミカルな縦スクロールシューティングゲーム。シューティングゲームの初心者から上級者まで、幅広く気軽に楽しめる。エネルギーゲージを常にチェックし、ゲージを回復させながら敵と戦おう
「弾葱」はその名の通り、自機がタマネギの形をした縦スクロールシューティングゲーム。登場する敵も、人の頭部のような形の戦闘機や、ちょっと間の抜けたポーズで飛んでくる人型の小ボスなど、緊張感に欠ける少し変わったデザイン。ただし、見た目と異なり、なかなかシビアな攻撃を仕かけてくる。全3ステージ。
操作はキーボードで行う(ゲームコントローラにも対応)。カーソルキーで自機を前後左右に移動させ、【Z】キーで「ショット」、【X】キーで「シールド」、【C】キーで「ボム」というシューティングゲームではおなじみの操作体系。【V】キーで「アイテムゲージ」をアイテムに変換して、自機をパワーアップさせることも可能だ。
「ショット」は、通常弾を前方に発射する一般的なもの。アイテムでパワーアップさせることにより、前方に発射されるショットの列が増え、最大4段階、5列まで強化できる。【Z】キーの長押しにより、連射することも可能。ただし、連射を続けると青い「エネルギーゲージ」が徐々に減り、0になると、ゲージが回復するまで弾を発射できなくなる。ゲージは、【Z】キーを押すのを止めるとすぐに回復するので、0になる前にこまめに回復させておきたい。
シールドとボムを上手に使ってピンチを切り抜けよう
「シールド」を展開させると、自機が緑色の光に包まれて、敵弾を跳ね返せるようになる。シールドは緑の「エネルギーゲージ」を消費し、ゲージが0になると展開できなくなる。ショットのゲージと同様、シールドのゲージも時間とともに自動回復するが、回復速度はかなり遅い。シールドの展開は、本当に必要なときだけピンポイントで行うようにすべきで、さもないと、いざというときにゲージが0で、シールドを展開できなくなってしまう。
「ボム」は、発動させると画面全体に作用し、敵弾を消滅させる。また、画面上の敵すべてにダメージを与え、ザコキャラなら消滅させることができる。ボムの補充は、時折出現する「Bomb」アイテムを拾うことで行える。
ゲーム開始時点での残機数は2機。すべてを失うとゲームオーバーとなる。ただし、敵の攻撃を避け損ねても、即座に機体が失われることはない。敵の攻撃を受けるたびに画面左側に表示されている「ライフゲージ」が少しずつ減少し、0になると機体が1機失われる。ライフゲージは、アイテムで回復させることが可能だ。
用意されたステージ数は3面。各ステージの最後にはボスキャラも登場する。
敵機をできるだけ多く落としてアイテムを集め、パワーアップしよう
ゲームを攻略するには、独自のパワーアップシステムを上手に利用することが重要。敵を倒したときに出現するアイテムを集めることで、
- 自機の移動速度をアップする「SPEED」
- ニンジン型のオプション兵器が装備される「SATELLITE」
- ショットが強化される「WEAPON」
のうち、好きなものをパワーアップできるようになる。スピードアップによる弾避け重視か、攻撃力アップによる敵の破壊重視か、プレイヤーの好みで選択できる。パワーアップの要となるのは、画面右下に表示される「アイテムゲージ」。敵機を破壊するとアイテムが出現し、自機に自動回収されて、アイテムゲージが増加する。パワーアップに必要なゲージがたまったところで【V】キーを押すと、アイテムゲージがパワーアップアイテムに変換され、自機をパワーアップできる。
最もパワーアップしやすいのは、アイテム15個でパワーアップできる「SPEED」。次にパワーアップしやすいのは、最大2機までオプション兵器を出現させられる「SATELLITE」。アイテム40個で1機ずつ出現させることができ、自機の周囲を飛んで一緒に敵を攻撃してくれる。「WEAPON」では、最大4段階、5列までショットを強化できるが、パワーアップにはアイテムが55個必要で、アイテム数を集めるのは難しい。