多彩な機能を備え、さまざまな用途に対応する“オールインワン”型のライティングソフト。「CopyToDVD」は、CD-R/RWやDVD-R/RWなどのメディアにデータや音楽、動画などを書き込めるライティング/バックアップソフト。新バージョン「4」では、新たにBlu-rayメディア(BD-R/BD-RE)への書き込みにも対応した。わかりやすいランチャ「CopyToDVDスターター」から、目的の機能をすばやく呼び出せるのが特徴。シェル統合機能を使って、エクスプローラなどのコンテキスト(右クリック)メニューから、目的のファイルをすばやくバックアップすることもできる。
「CopyToDVDスターター」から呼び出せるのは、
- データ(データディスクの作成)
- ビデオ/動画(動画ディスクの作成)
- オーディオ(オーディオディスクの作成)
- コピー(既存メディアのコピー)
- ツール(補助ツール:RWメディアの消去やバックアップなど)
の各機能。「データ」は、データやプログラムなど、任意の種類のファイルをメディアに書き込み、データディスクとして使用できるようにするライティング機能のこと。ハードディスク内のファイルをバックアップして、データディスクにすることもできる。バックアップ対象はフォルダ単位で指定でき、日時を指定してスケジュール実行させることも可能だ。メディアは、従来から対応するCD-R/RWやDVD±R/RWに加え、新バージョンでは新たにBlu-ray(BD-R/RE)にも対応。1層25GBおよび2層50GBのメディアを利用できる。データBDディスクの作成も、CD/DVDの作成と同様のインタフェースで行うことができ、「大容量の光ディスク」として違和感なく使えるようになっている。
「ビデオ/動画」は、DVDやBlu-ray Discを使って、BDプレイヤーなどの機器で再生可能な動画ディスクを作成できる機能。元データには、DVD/BDオーサリングソフトで作成されたディスクイメージや、他のメディアからリッピングされたイメージファイルなどを指定する。
「オーディオ」では、WAVはもちろん、MP3/WMA/Ogg Vorbis/Musepack/APEなどの形式のファイルを読み込み、CD-DA形式の音楽ディスクを作成することが可能。
「コピー」は、既存のCDやDVD、Blu-rayメディアを読み込み、他のメディアに複製できる機能。コピー元とコピー先のメディアは同じ種類(容量)である必要があるが、ワンタッチで手軽にメディアを複製することが可能。コピー元とコピー先で同一のドライブを使えるほか、既存のメディアからイメージファイルを作成したり、作成済みのイメージファイルをワンタッチでメディアに書き込んだりすることもできる。
「ツール」では、RW(RE)メディアの消去や「CopyToDVD 4」の全般的な設定などを行える。
いずれの機能も起動画面「CopyToDVDスターター」からワンタッチで呼び出すことができる。さらに操作の要所では、日本語によるガイダンスメッセージも再生され、はじめて使う場合でも操作に迷うことはない。