不要なファイルをまとめて消去できるソフト。Windowsの一時ファイルや、特定の拡張子を持つファイルを一括消去できるほか、指定フォルダの内容を削除することもできる。「Wise Disk Cleaner 4 Free」は、Windowsを使っているうちに蓄積される一時ファイルやログファイルなどをまとめて削除できる不要ファイル削除ソフト。ウィザードが用意され、画面の指示に従って設定してゆくだけで、対象ドライブの指定からファイルの削除までの操作を行える。削除の方法は「完全に消去」「ごみ箱に削除」から選択できる。
メイン画面は、左右に二分割されたデザイン。使い方は簡単。(1)左側のペインに表示された拡張子と概要の一覧から、削除対象のファイル形式(拡張子)を選択して、ドライブのスキャンを実行する。(2)スキャン終了後、右側のペインに表示される該当ファイル一覧から、不要なファイルを指定して削除すればよい。
スキャン終了後のファイル一覧には、要/不要にかかわらず、すべてのファイルにチェックマークが付けられる。削除したくないファイルがある場合はチェックを外す。ツールボタンやコンテキスト(右クリック)メニューからは「すべてをチェックする」「すべてのチェックを解除する」「選択を反転する」などの操作が可能。さらに「該当ファイルのフォルダを開く」「ファイルそのものを開く」「ファイルのプロパティ画面を表示する」「ファイル名をコピーする」「除外リストに追加する」といった操作も行える。
設定画面には、機能別に「一般」「フォルダクリーナ」「オートラン」「除外リスト」「スケジュールタスク」の各タブが用意されている。「一般」では、「起動時にウィザード画面を表示」「Cookieを保持する」「Windowsのアップデータのアンインストールファイルを削除する」などのオプションを選べる。
「フォルダクリーナ」では、フォルダを登録しておくと、その内容を不要なものとして削除してくれる。最近使用したフォルダの履歴やWindows一時ファイルなどのフォルダは、チェックボックスにマークするだけで指定できる
「オートラン」には、「自動実行」「手動実行」の選択や「完了後のプログラム自動終了」、クリーン方法の選択(完全に消去/ごみ箱に削除)などの項目が用意されている。
「除外リスト」は、削除の対象外に指定したいフォルダ/ファイル、拡張子を登録できるもの。
「スケジュールタスク」では、クリーンアップの自動実行や定期実行を登録できる。
そのほか、表示言語の選択や外観スタイルの変更なども可能。削除対象とする拡張子リストは、ユーザが任意に登録・削除できるようになっている。スキャンから削除の実行までの一連の操作は、ウィザード形式で行うことも可能だ。