目的の画像を高速・手軽にダウンロードできるソフト。サイズや解像度、縦横比率などを指定することで、サムネイルやバナーなどの不要な画像を除外し、効率的なダウンロードを行える。「ImageGeter」は、インターネット上の画像を効率よく収集できる画像ダウンローダ。“ブロードバンドと高性能パソコンの能力を極限まで引き出すこと”がソフトのコンセプトになっており、
- 最大コネクション数256の同時接続が可能
- リンクのたどり方を細かく設定でき、無関係なページへの遷移を抑制
- 検索サイトを利用したダウンロードも可能
- 新規に追加されたファイルのみをダウンロードできる(二重収集を行わない)
などの特徴を持っている。使い方は簡単。ツールバーなどから「サイトを追加」を選択し、条件を設定して、ダウンロードを実行するだけでよい。ダウンロード対象は、
- ダウンロード開始URLを直接入力する
- ブラウザから抽出(Webブラウザに現在表示されているページの情報を自動で読み出す)
- Google画像検索(キーワードを指定して、Googleの画像検索結果から収集)
- Yahoo!画像検索(キーワードを指定して、Yahoo!の画像検索結果から収集)
のいずれかの方法で指定することが可能。追加されたサイトは、メイン画面左側の「サイト一覧」に登録される。ターゲットサイトの追加完了後、「全部開始」を実行すれば、一覧のサイトすべてから画像がダウンロードされる仕組み。一覧内の指定サイトから個別にダウンロードすることもできる。ダウンロード条件などの設定は、サイト個別に行える。「ファイル条件」では、「最大保存ファイルサイズ」「最小保存ファイルサイズ」「保存ファイル条件(拡張子一致、部分一致(File)、部分一致(URL)、正規表現)」を指定することが可能。「画像の条件」では、「バナー画像を保存しない(縦横の比率で判定)」「解像度の小さい画像は保存しない」を設定できる。リンクの「追跡条件」では、「リンク検索でサイトを越えられる回数」「リンクを参照する回数」「ページのリンクを追跡しない」「フレーム表示は同一ページと見なす」などの条件や、「追跡禁止文字」を指定できるようになっている。
ダウンロードしたファイルの処理では、「追加フォルダの作成順序(日付別に作成、URLで作成、拡張子別に作成、ページタイトル別に作成)」「URLをフォルダに変換する方法(フォルダなし、ホスト別にフォルダを作成する、URLの階層構造を維持する)」などの設定を行うことが可能で、ダウンロードと同時にファイルを条件に従って分類できる。
設定は「親フォルダから引き継ぐ」ことができる。目的に応じてサイトをフォルダに分類することで、いちいちサイトごとに設定し直す必要はない。
ダウンロード中のサイトを選択して、URL/ファイル名などの一覧やサムネイル化されたダウンロード画像をリアルタイムで確認することも可能。ダウンロードしたファイルの一覧が保存され、同じ画像の二重収集を行う心配もない。画像を拡大・縮小し、ウィンドウのサイズに合わせて閲覧できる「プレビューウィンドウ」も用意されている(全画面表示やスライドショウも可能)。
同時接続コネクション数は初期状態で10。設定により、最大256までに増やすことができる。帯域制限を設定して、すべてのダウンロードで使用する帯域を制限することも可能だ。