何十年前、2台目のパソコン「PC-8801」を購入したとき、高価なおもちゃの使い道をどうするか、いろいろと考えた結果のひとつです。その時分、好きなドライブ旅行に出かけるときに手書きで計算していた「ドライブ計画書」をN88-BASICで作ったのが原型となっています。バージョンアップしていく中で、一番苦労をしたのはN88-BASICからVisual Basicへの転換のとき、VBの概念がまったくわからず、プロパティの意味=???、やたら発生するイベント(割り込み?)に悩まされました。Ver.4までは、地名や距離を地図から拾って記入していました。これはこれで旅行前の楽しみでもありますが、年をとってくると面倒な作業のひとつになってしまいます。「ほかにもっと楽に入力できる方法がないか」と考えてバージョンアップしたのが今回のVer.5.0です。
HONDAカーナビ専用のinternavi Premium Clubのドライブプランニングのデータを利用し、ルートの選定およびデータを利用することで、入力が簡単になりました(HONDAカーナビ以外の方は利用できません)。バージョンアップにともない、Windows Vistaへの対応、最近のモニタ事情に合わせてXGA(1024×768)以上として文字や表を大きくしました。
車の運転には個人差があり、「高速道路の好きな人」「山道の得意な人」等、平均速度では時間が測れません。そんなときは「環境設定」の項目「巡航速度」を自分なりに設定することにより、実際の運転に近くなります。そのために計画書を印刷して携行し、チェックすることをお勧めします。なお「運転は安全運転を心がけてください」。
今後の予定としては、HONDA車以外でも簡単に入力できるようにしたいと考えています。
(まんまる)