ソフトを開発しようと思った動機、背景
壁紙収集に凝っていたころ、画像掲示板で「アイコンが右(左)だから、左右反転してほしい」「サイズが合わない」「アイコンにかぶる」「タスクバーに隠れる」などの意見をよく見ました。しかし、そのために画像を何枚も保存していては、ハードディスクの容量がいくらあっても足りません。でも、公開されている壁紙チェンジャにはそんな機能はないし……。「それなら、作ってみよう」と思ったのがきっかけでした。開発中に苦労した点
画像の回転・反転機能で、横長の画像を画面内に収まるように90度回転させると、縮小しなければなりませんが、再度90度回転させると、今度は拡大しなければいけません。この操作をひとつのファイルで行うと、縮小→拡大となるため、画質が劣化してしまいます。これを回避するために、元サイズのまま回転・反転だけさせたファイルを別に保持するようにしました。
ユーザにお勧めする使い方
(1)デスクトップにアイコンが所狭しと並んでいる方に──画像の左右反転・上下反転や回転、また描画領域指定をうまく使って、アイコンに被らないように設定してみてください。
(2)デュアルディスプレイ環境の方に──2台以上のディスプレイをそれぞれ違う解像度で使っている方には、描画領域指定を特にお勧めします。メインディスプレイよりサブディスプレイの方が解像度が大きくても、サブディスプレイに合わせた表示領域指定をしておけば、サブディスプレイにはきれいに表示されます。メインディスプレイは縁がはみ出てしまいますけどね(笑)。詳しくはヘルプを参照してください。
今後のバージョンアップ予定
ユーザの方からいろいろと要望が上がってきていますので、まずはそれを組み込んでいきたいと思います。その上で、デュアルディスプレイ対応を行おうと思っています。ただ、現在の設定がシングルディスプレイに特化しており、設定画面および設定項目からすべて作り直しになりそうなので、デュアルディスプレイ対応は別ソフトとして作成するかもしれませんが……。やりたいことを消化(機能追加)する速度より、思いつく速度の方が上なので、まだまだ終わりは見えなさそうです。
ユーザへのお願い
バグや要望、批判などがありましたら、遠慮なくご連絡ください。矛盾する機能は付けることができませんので、要望は早い者勝ちとなります。ほしい機能がありましたら、どしどしお寄せください。情報提供者の方には、名前と使い方がヘルプに載るという特典をご用意しています(笑)。
(聖 羅樹)