視認性のよさが特徴のシステムモニタ。システムリソースの使用状況をリアルタイムで監視できる。「Moo0 システムモニター」は、CPU、メモリ、ハードディスク、ネットワークなどといった、パソコンのシステムリソースの使用状況をリアルタイムに一覧表示してくれるシステムモニタ。カスタマイズ性に優れ、チェックしたいリソースを一画面にまとめて表示させることができる。常時、デスクトップ上に表示させておいても邪魔にならないよう、レイアウトや色合いなども柔軟に変更することが可能だ。
表示可能な項目は「ボトルネック」「CPU稼働率」「メモリ占有率」「メモリ残り」「スワップメモリ」「HDD占有率」「HDD探索回数」「コネクション数」「プロセス数」「スレッド数」「ハンドル数」「バッテリー」など。メイン画面のコンテキスト(右クリック)メニューで、30を超える項目から好きなものを選択して、表示/非表示を設定できるようになっている。
表示設定された項目は、リソースの使用状況が数値(パーセントやバイト数表記)でリアルタイムに表示される。パーセント表記の項目では横棒グラフ、転送量などの場合は縦棒グラフで、時間ごとのバイト数の変化が表示され、わかりやすい。
常時、デスクトップに表示させておいても邪魔にならないよう、ユーザの好みや使用環境に合わせて、表示設定は細かくカスタマイズできるようになっている。スキンを選択することで、ウィンドウの色は全13色から選択することが可能。項目の表示レイアウトは、それぞれウィンドウの表示幅や高さの異なる縦置き3種類、横置き3種類の計6種類から選べる。サイズや透明度、タスクボタンの表示/非表示、自動隠蔽スタイル(縮小/透明)などを設定することも可能だ。自動隠蔽は、マウスをウィンドウ上に乗せることで隠れ、マウスが離れるとウィンドウが自動復帰する機能。そのほかにも、
- マウスのダブルクリックで最小化表示にする機能
- マウスホイールを回転させることで、各項目の表示サイズを変更させる機能
- ホイールクリックでタスクトレイアイコン化させる機能
などが用意されている。多言語に対応し、日本語のほかに英語、ドイツ語、韓国語の表記に変更することもできる。