二つの爆弾を交互に操作して、追っ手の爆弾を誘爆させながらゴールを目指す、純粋思考型のパズルゲーム。敵の行動パターンや障害物となる壁、床の穴といった地形効果を上手に利用して、逃走ルートを切り開こう。桃色爆弾と緑色爆弾、二つの爆弾を交互に移動させてゴールを目指せ
「ゆめみる爆弾-ELOPE-」は、二つの爆弾を交互に操作し、敵爆弾に捕まらないようにしながらゴールを目指す思考型パズルゲーム。ゲームの主人公は、某国軍部の特殊兵器研究所で開発された「ブレインボム」と呼ばれる爆弾。知能を持ち、自ら判断して敵を攻撃する。試作された「BR-GARNET(桃色爆弾)」「BR-EMERALD(緑色爆弾)」は、軍部の思惑をよそに恋に落ち、自由に憧れて駆け落ちを決意する。その二つ(二人?)の前に立ちはだかって逃走を阻む、量産型ブレインボムの群れ。果たして二人は無事、研究所から脱出できるだろうか!?
敵味方を問わず、二つ以上の爆弾同士が隣り合わせになると爆発してしまう
用意されたステージは全60面。ステージクリアの条件は、主人公の桃色爆弾か緑色爆弾のどちらか一方が、各ステージに最低1ヵ所は用意されているゴール(白い床)にたどり着くこと。たとえ一方の爆弾が身動きの取れない状況に陥っても、もう一方の爆弾さえゴールインすればステージクリアとなる。ただし、いずれか一方でも爆発してしまうと、その時点でクリア失敗となり、ステージの最初からやり直しとなる。制限時間やライフなどはない。
爆弾同士が上下左右いずれかで隣接すると、たちまち爆発してしまう。もちろん、桃色爆弾と緑色爆弾も例外ではない。また、追っ手である4種類の量産型ブレインボムは、二人を視界(上下左右のみ。斜め方向には反応しない)に捉えると、それぞれ異なる行動パターンで突進してくる。この二つの性質を利用し、敵をうまく誘導して爆発させ、ゴールまでのルートを築くというのが基本的な攻略法となる。
4種類の敵ブレインボムの行動パターンと爆発力をしっかりと把握するのがポイント
ステージの地形は、
- 主人公と敵が自由に移動できる「床」
- 視界がさえぎられ、乗り越えることもできない「壁」
- 視界はさえぎらないが、その上を超えることはできない「穴」
の3種類からなる。プレイヤーが爆弾を操作する際は、「壁」を利用して敵の視界から逃れながら、「穴」を挟んで敵の前に姿をさらし、誘導するというのがセオリー。敵が反応するのは、プレイヤーが操作中の(点滅している)ブレインボムだけで、もう一方のブレインボムには反応しない。敵ブレインボムの行動パターンは、
- 何があってもその場から移動しない(水色爆弾)
- プレイヤーの操作するブレインボムが視界に入ると一直線に突進してきて、「穴」にはまると動けなくなる(青色爆弾)
- プレイヤーの操作するブレインボムが視界に入ると一直線に突進してくるが、「穴」があると、その直前で停止する(黄色爆弾、赤色爆弾)
の3種類。爆発したブレインボムは消滅するだけだが、赤色爆弾は自分のいた床とその前後左右を合わせた5マスの床を「穴」に変えて、通れなくしてしまう。そのため、赤色爆弾を爆発させる際には、爆発でゴールまでのルートやゴールそのものを消滅させてしまわないよう注意が必要だ。