ソフトを開発しようと思った動機、背景
すごく気に入った写真でも、毎日眺めていると飽きてしまうので、写真が動いたら楽しいのに……と思ったのがきっかけです。3D化したり、表情を変えたりするツールは、商用ソフトも含めて、ほかにもありますが、設定が面倒で気楽には使えなかったり、設定が簡単なものは、満足な結果が得られなかったりで、意外と気楽に使えるツールがなかったので、なら自分で作っちゃおうと思いました。開発中に苦労した点
技術的なアイデアはすぐ思いついたのですが、テストプログラムを作成し、実際に動かしてみると、表情に自然な動きを与えるのは想像以上に難しかったです。モーションキャプチャするわけにもいかないので、他人の表情を観察し、どこが動いているのかを見極め、チューニングを繰り返しましたが、満足できる結果は得られませんでした。
そこで発想を転換し、不自然な動きがあれば、ユーザに修正をまかせることにして、表情を編集するエディタを加え、現在の形に落ち着きました。
ユーザにお勧めする使い方
手軽にあっと驚く結果が得られると自負していますので、まずは、お気に入りの写真が新鮮な動きをすることを楽しんでもらいたいと思います。芸能人、大切な家族、ペット……など、お気に入りの画像が、いままでとは違う魅力を放ちます。
付加機能として、表情を変えた結果を静止画や動画に保存できます。もう会えないあの人の動画を作ることもできるわけです。もちろん、せっかくの記念写真が残念な表情で写ってしまったという場合にも、簡単に表情を修正できます。ご遺影、履歴書の写真、アバターなどにも応用できますね。
今後のバージョンアップ予定
顔だけでなく、体も動かしてみたいと考えています。あとは、人格を与えてセリフを話させたり、ユーザとインタラクティブなコミュニケーションができたり、いろいろアイデアは尽きません。ユーザの要望の多いものを重視していますので、どしどしご要望をお寄せいただきたいと思います。
(ぐるぐる博士)