「システムのプロパティ」を直感的な操作でカスタマイズできるソフト。元から登録されていたプロパティをバックアップ/復元する機能もある。「システムのプロパティ君」は、コントロールパネル内の「システム」を開いたときに表示される「システムのプロパティ」をカスタマイズするためのソフト。表示されるテキストや画像を思い通りかつ手軽に変更できる。リストに複数のプロパティを登録しておき、ワンタッチで入れ替えることも可能だ。
変更できるのは、「システムのプロパティ」内の「全般」タブに表示される情報。変更対象となるのは、
- 使用者名、組織名、プロダクトID、会社名、パソコンの型番などのテキスト(Windows XP限定でプロセッサネームも変更することが可能)。
- 「製造およびサポート元」の下に表示されるロゴマークの画像
- 「サポート情報」ボタンをクリックしたときに表示されるテキストの内容
の各項目。メーカー製パソコンで、すでにメーカーのロゴマークやサポート情報などが登録されているマシンでは、変更前にそれらをバックアップしておくことも可能。バックアップ先は「デスクトップに保存」「フロッピーに保存」「保存先を指定する」から選択できる。データの変更は簡単。「会社名」などのテキスト項目の場合は、白く表示されたテキストボックスの内容を書き換えればよい。ロゴマークの画像は「製造およびサポート元」の下にある画像表示部をクリックし、使用したい画像をダイアログで選択する。使用可能な画像ファイルはBMP/JPEG/GIF/ICOの各形式のもの。枠に表示される画像の最大サイズは210×105ピクセルだが、「画像ぴったり」ボタンを利用すれば、枠に収まるよう自動的に画像を縮小・拡大してくれる。「中央」ボタンを使って、画像を枠の中央に表示させることも可能。サポート情報は、ダイアログにテキストを書き込むことで変更できる。
登録したユーザオリジナルのプロパティを「リスト」に登録しておき、あとから好みのものに選択・変更することもできる。リストにはあらかじめ5種類のデータが用意されている。
そのほか、使用しているOSがWindows 9x系の場合には、CPUファミリーネームを表示させたり、アクセス制限したりすることも可能だ。