タスクのスケジュールや進捗状況を管理するためのToDo管理ソフト。「TaMa.5 Free」は、ToDoリストとチャートビューを併用することで、タスクをわかりやすく管理できるソフト。タスクはフォルダによる階層管理が可能で、名前順や日付順で並び替えることができる。ネット接続環境で使用することで、複数ユーザによる同時編集も行える。
メイン画面は、
- タスク一覧が表示される「ToDoリスト」ダイアログ
- 選択したアイテムのパラメータ編集を行える「プロパティ」ダイアログ
- タスクツリーとチャートが表示される「チャートビュー」
の3ペイン構成。「ToDoリスト」「プロパティ」の両ダイアログは非表示にしたり、タブに隠して格納したりすることも可能だ。タスクには、- タスク名
- 予定開始/終了日
- 実績開始/終了日
- タスクの優先度(「緊急」と「A」〜「D」)
- タスクの進捗状況(0〜100まで任意の数字を記入)
- メモ
を設定できる。「プロパティ」からこれらの項目を指定すると、「ToDoリスト」には一覧や進捗状況が、また「チャートビュー」には開始/終了日のスケジュールが表示される。「ToDoリスト」では、優先度や「遅延」「進行」などの状況によって、注目を要するタスクが上位に表示される仕組み。優先度ごとに文字色を変えたり、表示/非表示を指定したりすることも可能。完了したタスクは一覧に表示されなくなる。
「チャートビュー」では、タスクのスケジュールがカレンダー上に表示される。予定と実績は濃淡で、また過去と現在以降は色分けで区別して表示される。休日にはタスクを表示しないようにすることもできる。カレンダーのスケールは3段階で切り替えることが可能。上下に2分割して、離れたタスクを比較することもできるようになっている。
ネットワークに対応し、LAN内での複数ユーザによる同時編集も可能。さらに、インターネット(FTP)経由での同期機能もある。ファイルの保存時にローカルとFTPサーバ上のファイルを同期させる機能で、例えば作業場での作業をファイルに保存し(ここで作業場とFTPが同期される)、帰宅後に自宅マシンで同じファイルを開いて保存操作をするだけで(ここでFTPと自宅マシンが同期される)、作業場での最新のデータを自宅でそのまま使えるようになる(同期可能なサイズは32KBまで。シェアウェアの「TaMa.5 Professional」にはファイルサイズの制限はない)。