検索する範囲や階層の深さなども指定できる、柔軟なリンク切れチェックソフト。「404 Checker」はその名の通り、Webサイトの「404 ページが見つかりません」をはじめとした、さまざまなエラーをチェックできるソフト。手動でチェックすると面倒なリンク切れを自動で検出してくれる。CGIで動的に生成されるページや、ドメインユーザにしかアクセスできないサイトなどにも対応。調査結果は画面で確認できるほか、CSVファイルに出力することもできる。
使い方は簡単。メイン画面上部の「調査対象のURL」に、チェックしたいサイトのアドレスを入力し、「調査開始」ボタンをクリックするだけでよい。あとは「404 Checker」がサイト内を自動巡回して、詳細にチェックしてくれる。必要に応じて、
- 指定URL配下のみ(調査対象のURLと同じドメイン内のページのみ探索する)
- 他のサブドメインも含む(調査対象のURLと同じドメインに加え、サブドメインが異なるURLも調査対象とする)
- CGIページの深追いはしない(CGIで動的に生成されるページの第2引数以降を省略して認識することで、探査時間を短縮する)
の各オプションを設定し、検索範囲を指定することも可能(「指定URL配下のみ」と「他のサブドメインも含む」とは同時に指定できない)。検索の深さ(探索するリンク先ページの階層を制限できる)も指定できる。アクセス元のブラウザやデバイスによって出力内容を変えているWebサイトなどにも対応する。ユーザエージェントを変更することが可能で、指定したWebブラウザやデバイスからアクセスしているように見せかけることができる。指定できるユーザエージェントは、Internet Explorer 5/6/7、Mozilla FireFox、Netscape 6/7、Opera、Apple Safari、検索エンジン、ケータイ。文字エンコードの自動判別がうまくいかなかった場合に備え、規定のエンコードを指定しておくことも可能だ。
そのほか、WindowsのBASIC認証が必要なイントラネットサイトも調査することが可能。ドメインユーザにしかアクセスできないサイトにも、ログイン中のアカウントを使ってアクセスできる。