空中の足場から足場までジャンプしながら、ボールを奪ってゴールにシュートし合う、めまぐるしい展開の2Dミニサッカーゲーム。強烈な個性を持つ5チームと対戦して、リーグ優勝を目指す。わずか5分でプレイできる、コンパクトながら“アツい”2Dミニサッカーゲーム
「Jumping Soccer」は、空中にあるゴールにボールを蹴り込み合う、シンプルかつユニークな2Dサッカーゲーム。最大の特徴は、ゴールが空中にあること(厳密には、壁からゴールのある床が張り出した状態になっている)。そのためゴールにシュートを決めるには、ボールをキープしたまま空中に設置された足場から足場へとジャンプを繰り返し、シュートできる高さと位置にたどり着かなくてはならない。ボールはキャラクタが触れるとその足にくっつき、キャラの移動に追随するが、他のキャラと接触したり、足場の角などにぶつかったりすると離れてしまう。ゴールまでボールをキープし続けるのは容易ではない。
対戦相手は「ニート&ニート」「エアガン愛好会」「モアイチーム」など、イラストを見ているだけでも楽しくなる顔ぶれ。使用するピッチは、芝生に雲の上、森、射撃場、モアイ像など。ボールはサッカーボール、野球ボール、スーパーボール、ティッシュ箱など、バラエティに富んでいる。試合時間は、前後半各2分30秒の計5分。ただし、試合の途中で点差が7点以上開いた場合はコールドゲームとなり、試合終了となる。
ボールを奪ってゲージをため、超強力な「必殺シュート」をゴールに決めよう!
選手は、各チームともディフェンダー1名、フォワード1名の2名構成。基本的にプレイヤーが操作するのはフォワードのみ。ただし、敵チームのフォワードが自チームのゴールに一定以上近づいたときは操作が切り替わり、ディフェンダーを操作できるようになる。ディフェンダーはゴールキーパーも兼務し、3秒だけゴールの中に入ってシュートを防ぐことができる。
操作はキーボードまたはジョイパッドで行う。【←】/【→】キーで自キャラを左右に移動させ、【Z】キーでジャンプさせる。ジャンプできる高さは、足場のうち一番低いものにかろうじて届く程度。2段目の足場と同じ高さにあるゴールの高さまでは1回のジャンプでたどり着くことはできない。
【X】キーでボールをキックできるが、この場合は蹴られたボールは山なりに前方へと飛ぶ。【X】+【↓】キーではグラウンダーとなり、ボールは地面を前方へと転がる。【X】+【↑】キーは、ボールをキャラの頭よりも高く垂直に浮かせることができる。ボールを胸でトラップしたり、ヘディングをしたりすることも可能だ。
画面の最下部にはボールを奪うたびにたまるゲージがある。ゲージが満タンになると、【C】キーで相手を吹っ飛ばすほど強力な「必殺シュート」を放つことができるようになる。
対コンピュータ戦だけでなく、プレイヤー同士の対戦もアツくなること必至
ゲームモードは「ストーリー」「対戦」「練習」の3種類。「練習」では、好きなキャラとコート、ボールを選び、ボールさばきなどの練習ができる。「練習」モードのときのみ、【V】キーを使ってボールを足下に戻すことができる。
「ストーリー」は、「ジャンピングFC」というチームを操作して他の5チームと戦うモード。対戦するチームは自由に選べるが、勝たない限り次のチームと対戦することはできない。ピッチとボールは対戦するチームに応じて変化する。難易度は「弱い」「普通」「強い」の3段階から選択することが可能。「ジャンピングFC」には、前回勝利したチームの特技やステータスを継承するという特技があり、対戦する順番を選ぶことで戦法に変化をつけることができる。
「対戦」では「1P VS COM」「1P VS 2P」の2種類のモードが用意されている。いずれのモードでも対戦するチームの組み合わせを自由に指定することができる。(選手の服の色などが変化しないため、紛らわしいという問題はあるものの)同じチームでの対戦も可能だ。対コンピュータ戦では「ストーリー」モード同様、難易度を3段階から選択できる。敵チームのキャラのポジションを変更することも可能だ。