ソフトを開発しようと思った動機、背景
私は以前、塾を経営していたことがありました。塾といっても開始当初、生徒はわずかに1名という小さな塾でした。入塾した生徒の成績は、私自身が驚かされるほど伸びたことも少なくもありませんでしたが、経営は非常に困難でした。2年目には、生徒がようやく20名にまで増えました。それでも資金面や先行きへの不安もあり、わずか2年で塾は閉じることになりました。受験生であった生徒全員を、第一志望校に全員合格させることができたこと、塾を閉じるときに生徒さんや親の方から「4月も続けてほしかった」という言葉をいただけたこと。これらによって「私が失ったもの以上の何かを得ることができたのではないか」と考えることができました。私はもう塾を経営することはないでしょう。しかし、このソフトは、そのときの理念である「一人ひとりの学習レベルを把握し、一人ひとりに合わせた適切な学習」、そしてそのときの思いを実践してくれるソフトではないかと確信しています。
開発中苦労した点
効率よく学習できること。継続して学習できるソフトであること。
ユーザにお勧めする使い方
一般の方は、まずは「英単語」の「標準」を実施することをお勧めします。小~高校受験生や英語力に不安のある方は「英単語」の「必須」から実施することお勧めします。次に、ヒアリング問題がよく聞こえるように、忘れずに音量設定を行ってください。また、問題の左上に小さく記載される星印ですが、ひとつ増えるごとに重要度(利用頻度)は「倍」になりますので、これを考慮して学習することが効率的な学習に繋がります。
今後のバージョンアップ予定
「自分の好きな(または必要な)文書・映画などを、英語原文ですらすら読んで、または聞いてみたいが、わからない単語が多い」ということはないでしょうか。それは、文書によって専門性や使われる単語の重要度が違うからです。そんな要望に答えられるような機能の追加を予定しています。この機能は上記用途以外にも、定期試験対策、専門性のある業務などに対しても利用価値のあるものになると想定しています。※本ソフトは、バージョンアップによって、いままでの学習データが消えることはありません。
問題等ございましたら、ご指摘願います。
(安藤 久人)