アイコンをドラッグ&ドロップするだけで、一日に摂った食事の内容を記録できるダイエット支援ソフト。「ダイエット7フリー」は、ユーザが登録した「ダイエットプラン」と毎日の食事の記録、起床時刻などをもとにカロリー収支の分析を行い、ダイエットを成功に導いてくれるソフト。食品交換表にもとづく分析により、日々の食事に不足または超過した栄養素がグラム単位でわかる。
「ダイエットプラン」は、食事の記録を開始する前に行う初期設定のこと。ユーザの「身長」「体重」「目標体重」「生活型(朝型/昼型/夜型)」「ダイエットレベル」を登録すると、目標体重に達する予測年月日と一日の推奨摂取カロリーが算出される仕組み。さらに、日々の起床時刻と体重、体脂肪率、食事の内容と量を記録することで、栄養やエネルギー摂取の過不足を確認できるようになる。
食事の記録は、朝食/昼食/夕食で3分割された記録エリアに、食品アイコンをドラッグ&ドロップするだけでよい。アイコンは「肉類」「魚介」「乳製品」といった素材や「外食」「献立」「おやつ」などのカテゴリー別に分類された食品グループのタブから選択できる。収録されたアイコンは計1,300個。ユーザ専用のタブも用意され、よく食べる料理などを登録しておける。
日常的によく口にする食品は、食品グループとは別に「日常食品」にまとめられている。記録エリアの余白をクリックするとポップアップウィンドウが開いて、(食品グループと同様に)ドラッグ&ドロップで入力できるようになっている。食品グループのアイコンを「日常食品」に登録することも可能。「日常食品」には、アイコンを最大200個まで登録できる。
アイコンで食品を記録してゆくと、一日に摂った食事の栄養バランスがひと目でわかる「栄養チャート」や、必要エネルギーと実際の摂取エネルギーを比較しやすい「配分チャート」が表示される。栄養チャートで栄養素名をクリックすると、各栄養素を多く含む食品がポップアップ表示され、「不足分の栄養を摂るためには何を食べたらよいのか」を確認できる。
一日のエネルギー消費と摂取のバランスがマイナスであれば、画面右上に「リンゴ」アイコンが表示される。リンゴは、前日夜の睡眠中に消費したエネルギーに応じた大きさで表示され、当日食事を取るたびに小さくなる。就寝前にリンゴが表示されていれば、その後の睡眠でさらにエネルギーが消費されるので、その日のダイエットは成功、ということになる。
そのほかにも、食品アイコンごとの栄養価を調べて、栄養のアドバイスをしてくれる「食事指導」や、記録した食事の内容を食品別栄養価ごとにカンマ区切りのテキストで表示し、ファイル保存できる「食事成分を見る」といった機能がある。