個性的で楽しいキャラクタが多く登場する、エキサイティングなアクションゲーム。敵の妨害やステージのトラップを回避しながら、手早く壁を作ってステージクリアを目指そう。ライバル会社の社員と戦いながらフロアの壁を作成し、ビルを完成させよう
「ビルパニック2 -ザ・スーパーバトル-」は、建設中のビルを舞台にしたコミカルなアクションゲーム。主人公は、「ダーヤマ建設」の社員である「ドカちゃん」「トビちゃん」「ダイちゃん」の3人。プレイヤーはこのうちのひとりを選び、敵キャラの攻撃やフロア内のトラップをかわしつつ、誰よりも多くの壁を作成してビルの完成を目指す。リバーシの要領で敵の壁をひっくり返して自分のものにすることもできる。
用意されたゲームモードは、
- ライバルである「ガルシア建設」の社員と戦いながら、ステージクリアを目指す「VSガルシア」
- ドカちゃん、トビちゃん、ダイちゃんの3人で作成した壁の枚数を競う「みんなでバトル」
の2種類。どちらのモードも一人または二人でプレイできる。「みんなでバトル」では、ゲームの回数を1回/3回/5回から選べる。メインの「VSガルシア」は全5ステージのゲーム。すでにクリアしたステージがある場合は、クリアしたステージとその次のステージから開始ステージを選択することが可能。各ステージは五つのフロアに分かれ、フロア1/2/4は通常ステージ。フロア3は、制限時間内により多くの壁を破壊することで、アイテムとボーナスを獲得できるボーナスステージ。フロア5は、通常ステージ+ボスキャラのボスステージとなっている。通常フロアのクリア条件を達成するとともに、ボスを倒さなくてはいけない非常にハードなステージだ。
敵の壁を破壊したり奪ったりして、自分の壁の枚数を1枚でも多く確保しよう
ゲームで使用されるフロアは、床により四つの階層に分かれ、各階には壁を作成するスペースが8枚分用意されている。マス目に区切られた計32枚分のスペースに手早く壁を作成し、すべてのマス目が壁で埋め尽くされたときに、自分の壁が敵よりも1枚でも多ければ勝ちとなる。
操作は、キーボードまたはジョイパッドで行う。例えばプレイヤー1では、【F】キーで上移動(上の階に移る)、【V】で下移動(下の階に移る)、【C】で左移動、【B】で右移動となっている。壁の作成は【Q】で行う。壁にはレベル1からレベル3までの段階があり、1枚の壁を完成させるには「壁作成アクション」を3回繰り返さなくてはならない。ただし、必ずしもそのすべてを自分で行う必要はなく、敵が途中まで作成した壁を奪って自分の壁として完成させることもできる。「グローブ」というアイテムを手に入れれば、一定時間1アクションで壁を完成させることができるようになる。
【T】は「壁破壊」。「ブラックハンマー」を所持しているときにこのキーを押すと、敵の壁を破壊することができる。ブラックハンマーは最大2個まで所持することが可能。ブラックハンマーを所持していないときにこのキーを押すと、壁作成アクションとなる。
頭突きや踏みつけ、セメント投げといった攻撃も駆使して敵の作業を妨害しよう
リバーシのようなルールもある。敵が完成させた壁を上下左右斜めいずれかの方向から自分の壁で挟むことで、ひっくり返して自分の壁にしてしまえる。このルールを利用すれば、起死回生の一発逆転を狙うことも可能だ。
【E】キーは「ジャンプ」。敵の攻撃をかわすことができる。【R】は左右攻撃。自キャラが向いている方向にセメント弾を投げつけて、一定時間「ピヨリ」状態にさせることができる。「ハンマー」を入手して、一定時間攻撃力をアップさせることも可能だ。【W】は上攻撃。ジャンプして天井に頭突きをすることで、真上の敵にダメージを与えることができる。ジャンプまたは下移動で敵を上から踏みつける「踏みつけ攻撃」も有効だ。
ゲーム開始時点でのプレイヤーキャラのHPは8。敵キャラや敵弾に接触するとハートがひとつ減り、すべてを失うとゲームオーバーになる。ただし、リトライポイントが残っていれば、ゲームオーバーになったフロアの最初からゲームを再開できる。
注意しなくてはならないのが、ゲーム中に突如出現する風船。風船に触れると一定時間ピヨリ状態になってしまう。同じく突如出現する「ドロン坊」は、攻撃することでアイテムを落としてくれる。