クリップボード履歴の管理やファイルブラウズも可能なコマンドライン型ランチャ。「PocketLaunch」は、コマンド入力ですばやくアイテムを開くことができる多機能ランチャ。キーボードから手を離さずにプログラムを起動したり、ファイル/フォルダを開いたりすることが可能。入力補完機能を備え、途中までの入力でも合致するコマンドが表示される。複数の候補がある場合はリストが表示され、さらに入力を続けて絞り込むか、上下キーで選択して実行できる。カレンダーを表示させたり、パフォーマンス(CPU使用率、メモリ使用率)を表示させたりすることも可能。スキンに対応し、外観を変更することもできる。
アイテムの登録はドラッグ&ドロップで行える。プログラムやファイル/フォルダ、URLをエディットボックス(ランチャ本体)にドラッグ&ドロップすると専用ウィンドウが表示され、簡単に登録できるようになっている。さらに、EasyCommandSearch機能を使って、デスクトップ上やスタートアップフォルダ内の実行ファイルなどを一括登録することも可能(EasyCommandSearchは、初回起動時に自動的に表示される)。コマンドに引数を指定して、プログラムに渡すこともできる。
登録されていないファイル/フォルダにも簡単にアクセスすることが可能。ファイルブラウズ機能を使って、登録済みのフォルダやドライブのルートから順次階層を下がり、下位のファイル/フォルダを開けるようになっている。
クリップボード履歴をリスト表示する機能もある。リストから選択した履歴アイテム(テキスト)を(「PocketLaunch」を呼び出す直前に最前面にあった)ウィンドウに貼り付けることが可能。最大100個の履歴を保持しておける。
エディットボックスをカレンダー付きのものにすることも可能。カレンダーには日付ごとにメモを入力できる。メモの書かれた日付にはマーキングがされ、マウスオーバーでメモの内容を見ることができる。
指定フォルダを監視して自動的にコマンドを追加・削除したり、不明なコマンドをインターネットの検索サイトで検索したりすることも可能。作者のホームページからダウンロードできるスキンデータを使って、外観をカスタマイズすることもできる。