ソフトを開発しようと思った動機、背景
1985年。まだ日本ではインターネットが普及せず、パソコン通信が台頭していたころです。Stormy Petrel氏によって、「TIDE」というすばらしいソフトがPC-VAN(NECの運営するパソコン通信サービス)で公開されました。驚くことに「TIDE」は当時からオープンソース化されており、「みんなで育てるソフト」という姿勢で公開されていました。その後、各港のデータはNIFTY-Serveの釣りフォーラムのみなさんが作成され、日本全国のデータを利用できるようになりました。実にすばらしいです。そして、1999年。Windowsも98になっていたころです。当時、Windows上で無料で利用できる潮汐ソフトがありませんでした。DOS窓上で「TIDE」を動作させていたのですが、「やはりGUIで動作させたい」ということで、「TIDE」をWindowsに移植してみました。この「TIDEforWIN」も公開から10年近く経ちました。みなさんの意見を取り入れてバージョンアップを繰り返し、そこそこ使いやすいソフトに仕上がっていると思います。ぜひ一度ご利用ください。
「TIDEforWIN」も「TIDE」シリーズですので、オープンソース化してあります。Visual Basic版で、プログラムソースに興味のある方は作者のホームページ(http://fmie.cside7.com/)からダウンロードしてください。
ユーザにお勧めする使い方
釣りはもちろんのこと、潮干狩り、バードウォッチング、写真撮影、船を係留する際に係留ロープの長さを決めるなど、さまざまな用途にご利用いただけます。ただし、航海には使用しないでください。海上保安庁の人に怒られます。
今後のバージョンアップ予定
いままで通り、利用者様のご意見・ご要望をもとに、私の独断で機能追加してゆきます。貴重なご意見をお待ちしております。
(CASL)