バラエティに富んだ機体と派手なアクションが特徴の3Dロボットアクションゲーム。オンライン対戦でプレイすることも可能。「起動戦士ウィンダムXP sp-2.NET」は、人型の高機動ロボットを操り、次々と出現する敵を撃破してゆく3Dロボットアクションゲーム。遠距離攻撃に格闘攻撃、数種類のサブウェポン攻撃、さらに機体によっては飛行形態への変形や解除などもあり、ロボットアニメさながらの戦闘を楽しめる。
使用できる機体は、標準的な汎用機体の「ウィンダムXP」、量産機体「ミレニアム」、支援砲撃主体の「ウィンダムXP type-B」、白兵戦主体の「ライナクス シンビジューム」など、全部で12機種。搭載された武器や射程距離、攻撃力、耐久力、飛行形態への変形の可否、サバイバルモードでの残機数などは機種ごとに異なり、得意とする戦法や使い勝手も大きく異なる。
操作は、キーボード(またはジョイパッド)で行う。自機を前後左右に移動させるには、カーソルキーを使用する。同方向のカーソルキーの2連打でその方向に「ステップ」し、短時間だけホバークラフトのように空中に浮上して高速移動を行える。2回目を押す長さによって、高速移動の時間を調節することも可能だ。
【Z】キーは上空へのジャンプ。2連打で「ブーストダッシュ」となり、前方に向かって飛行できる。ブーストダッシュ中に【←】/【→】を押すことで、旋回することも可能。機体によっては、ブーストダッシュ中に【V】を押すことで、飛行形態に変形することもできる。上空へのジャンプ、ブーストダッシュともに【Z】を押す長さで距離を調整でき、最大で、画面左端の「ジェネレータゲージ」が空になるまでの間、飛行できるようになっている。
攻撃は、ロックした相手に向かって行われる。そのため、攻撃対象を変えるときには、そのたびにターゲットロックを切り替える必要がある。ロックには標準のロック(【S】)のほか、近距離ロック(【↑】+【S】)と遠距離ロック(【↓】+【S】)がある。【S】を0.3秒以上押すことで、自分をターゲットにしている敵をロックしたり、【S】を0.8秒以上押し続けることで、ロックを無効にしたりすることもできる。
攻撃は、ビームライフルやマシンガン、バズーカなどのメイン武器の発射が【X】キー、ビームサーベルやキャノンなどの近接武器は【C】キー(【C】とカーソルキーを組み合わせることで攻撃を変化させることも可能)。各種ミサイルやレーザー、オールレンジ攻撃、レールカノン砲などのバラエティに富んだサブウェポン攻撃も各機体に3種類が装備され、それぞれ【A】/【D】/【F】キーで発射することができる。メイン武器および3種類のサブウェポンは、一度発射するとしばらくの間、次の攻撃ができなくなる(画面左下にあるディレイ時間を示すゲージが赤いうちは発射できない。ゲージは武器ごとに用意されている)。
敵にダメージを与えると、与えたダメージ量に応じて画面最下部の「EXゲージ」が蓄積される。EXゲージは最大5段階までためることができ、ゲージがたまっているときに攻撃キーを長押しすることで、ゲージを消費してより強力な攻撃を行えるようになる。
攻撃で注意が必要なのは、メイン武器と近接武器を切り替えるタイミングだ。切り替え時には抜刀などの動作が入り、その間は敵を攻撃することができない。また、このときの動作は武器を切り替えただけで終わるため、敵を攻撃するにはもう一度同じキーを押さなくてはならない。切り替え時に敵の攻撃を受けないよう、注意が必要だ。
防御では、【V】キーを押している間はシールドガードとなる。非常に強力なガードで、前方からの敵の攻撃はほとんどカットしてくれる。ただし、ガード中は自機の向きを変えることが不可能で、正面以外からの攻撃には注意する必要がある。ガード中に【X】キーを押すことで、ガードしたまま正面にダッシュすることができる(シールドダッシュ)。
用意されたゲームモードは、
- サバイバルモード
- 練習モード(仮)
- チームバトルモード
- ブリッツタクティクスモード
- オンライン対戦モード
の5種類。「サバイバルモード」は、4種類からステージを選び、2体の敵ロボットを相手に戦うモード。ゲームオーバーとなった時点での撃破数とスコアを競う。敵機を撃破するたびに新たな敵が1体補充され、敵の数は常に2体となる。また、補充されるごとに敵パイロットのレベルもアップする。使用する機種ごとに残機数が異なるため、必ずしも性能の低い機体が不利とは限らない。「練習モード(仮)」では、サバイバルモードと同様にステージを選べ、敵が1体ずつ登場するが、一切何もしてこない。操作の練習や各機体の性能チェックなどに使用するとよい。ただし、「ウィンダム・ブラックコム」を相手にビーム兵器を発射した場合は、時折反射されたビームでダメージを受けることがあるので要注意。
「チームバトルモード」は、敵味方十数体ずつのロボットが入り乱れて戦うモード。たとえ自機が途中でやられてしまっても戦いは続き、どちらかのチームが全滅することで勝敗が決する。
「ブリッツタクティクスモード」では、敵味方ともに2隻の戦艦を護衛しながら数十体のロボットが入り乱れて戦う。どちらかの戦艦が2隻とも撃破された時点で勝敗が決する。それまでは自機がやられても、何度でも復活することが可能。フィールド上に落ちている「召還」マーカーを拾うことで、自軍のロボットを増やして戦いを有利にできるのは、このモードならではだ。
「オンライン対戦モード」では、ネットワークを介して最大10人までの同時対戦を楽しめる。同梱されたサーバソフトを使用して、対戦サーバを立てることも可能だ。