ド派手な戦いの3Dシューティングゲーム。サイケデリックな色遣いのステージで敵部隊と交戦し、派手で毒々しい大爆発を巻き起こそう。「戦車戦」はその名の通り、戦車を操って敵部隊と砲撃戦を行う3Dシューティングゲーム。スラップスティックな雰囲気を醸し出す画面が印象的。ゲームの目的は、敵部隊を壊滅させること。敵戦車や砲台など、ステージ上で目についたものを手当たり次第に破壊し、すべてを破壊しつくすことができれば、ステージクリアとなる。
画面サイズは、横が480から1280までの6種類、縦は360から960までの6種類、計36種類の組み合わせから選べる。縦が狭く横が広いワイド表示風にして、戦争映画のような雰囲気で楽しむこともできる。
操作はキーボードで行う。カーソルキーの【↑】で戦車の前進、【↓】で後退、【←】/【→】で左右旋回させることができる。テンキーの【8】/【5】(【2】)/【4】/【6】でも同様に操作することが可能。砲塔の左右旋回は【A】/【D】キーで行う。攻撃は、スペースキーで主砲による砲撃、【S】キーで機銃による銃撃が行える。砲撃、銃撃ともに、砲塔が向いている方向に向かって弾が発射される。キーの長押しで連射をすることも可能だ。
砲弾は破壊力が高く、特に装甲が硬い敵に対して威力を発揮する。射程距離は銃弾の2倍だが、障害物に対する効果は低く、銃弾と同程度の威力しか発揮できない。当然のことながら、連射性能は低い。銃弾は連射能力が高く、特に障害物をなぎ払うのに威力を発揮する。射程距離は砲弾の半分しかなく、破壊力も弱いが、連続して命中させることで装甲の厚い敵も破壊できる。
砲弾の最大装弾数は5発、銃弾の最大装弾数は99発。撃ちつくしてもかなりのハイペースで自動的に補給・装填されるので、残りの弾数を気にすることなく、敵に向かって撃ちまくってかまわない。
ゲーム開始時点の自機の耐久力は100。敵の攻撃を受けて耐久力が0になってしまうとゲームオーバー。敵の攻撃によるダメージは、1発ごとに砲弾の直撃が10、銃弾の直撃が2となっている。耐久力は時間の経過とともにゆっくりと自動回復する。耐久力が少なくなってしまったら、激戦地区を離れて逃げ回るのも手だ。
敵の攻撃も銃撃と砲撃のみ。射程距離も自機と同様で、ハンデはない。自機の砲弾が届かない距離は、敵の砲弾も届かないセーフティゾーンとなる。敵の攻撃に被弾すると耐久力だけでなく、スコアも減少する。砲弾を受けると-50点、銃弾だと-5点となる。
用意されたステージは、ステージ1「謎の戦車」からステージ11「夢のおわり」までの全11面。ゲームは、東南アジアを思わせる風景で敵戦車や砲台を相手に戦う地上戦にはじまり、宇宙人の秘密基地を連想させるような要塞内部での戦いを経て、超巨大な移動要塞との最終決戦に辿り着く(全ステージを制覇するには、かなり苦労することになるだろう)。どうしてもクリアできないステージがあって飛ばしたいときは、【N】キーを押すことで、その面をクリアしたことにして次の面へ進むことができる。
メインメニューで【O】キーを押すことで「OMAKE」モードでプレイすることができる。「OMAKE」モードの詳細は自分の目でたしかめてみてもらいたい。