Windowsのショートカットメニューを“アイコンが円周上に配置されるグラフィカルなスタイル”に変えてくれるソフト。「Ring Menu」は、タスクトレイに常駐して、ショートカットメニューのインタフェースを変更するソフト。変更後のショートカットメニューでは、メニュー項目がアイコン化され、リング状に配置される。階層化メニューにも対応する。
“リングメニュー”化されるのは、
- フォルダ/ファイルメニュー
- デスクトップメニュー
- システムメニュー
例えば、テスクトップ上で右クリックすると、「アイコンの整列」や「プロパティ」といった項目がリングメニューで出現し、あわせてリングの中心には各項目の説明が表示される。メニュー項目の実行は、左クリックまたはホイールのクリックで行える。項目にサブメニューがあるときにはサブメニューが表示され、サブメニューのない項目ではそのまま実行される仕組み。さらに、サブメニューから上位階層のメニューに戻るときには右クリックする、というのが「Ring Menu」の基本的な操作となっている。メニューのリングはホイールを使って回転させることができる。
リングメニューの出現方法やアイコンのサイズ、背景色などは、設定で変更できる。出現方法は「フェードイン」(デフォルトの設定)のほか、アイコンがひとつずつ時計回りに出現する「アニメーション」から選択することが可能(「なし」も設定できる)。アイコンサイズは「Large」「Medium」「Small」の3種類とメニュー項目の数などで自動設定する「Auto」から選択できるようになっている。
「Ring Menu」の起動中でも【Shift】キーを押しながら右クリックすることで、通常のメニューを表示させることが可能だ。