梯子を使ってフロアを移動しながら、釣鐘を落としてモンスターを捕らえる高難易度のアクションパズルゲーム。ステージが進むと、モンスターの数が釣鐘の数よりも多くなり、さらに難しくなる。「あっぷだうん1983」は、80年代を思わせる画面が印象的な、レトロ感覚のアクションパズルゲーム。ゲームの目的は、青紫色をした卵形の主人公を操ってモンスターを捕らえること。梯子を昇り降りしながら、床で4フロアに区切られたステージを移動し、制限時間内にすべてのモンスターを回収できればステージクリア。主人公がモンスターに触れると、そのステージの最初からのやり直しとなり、ライフをひとつ失う。
操作はキーボードで行う。【←】/【→】キーで左右移動、【↑】/【↓】キーで梯子の昇り降り、【Z】キーでジャンプ、【X】キーで釣鐘の設定/解除を行える。さらに、【←】/【→】キーと【↑】/【↓】キーの同時押しにより、カーソルキー単体での操作よりもスムーズにフロア間を移動できるようになっている。
モンスターの回収には釣鐘を使用する。釣鐘を設置できるのは、主人公の立っている場所の真下のフロアの天井のみ。主人公のいるフロアに設置することはできない。設置後、モンスターが釣鐘の下を通過するタイミングに合わせて、上のフロアでジャンプすることで釣鐘が落下し、中にモンスターを閉じ込めることができる。時間が経つとモンスターが釣鐘を破壊して出てきてしまうので、その前にすばやく回収しなくてはならない。
釣鐘はモンスターを回収すると消費され、手持ちの数が1個減る。プレイヤーは、与えられた数の釣鐘だけで、すべてのモンスターを回収しなければならない。ステージ1と2では、モンスターと釣鐘は同数だが、ステージ3からはモンスターの数の方が多くなる。各ステージで使える釣鐘の数は、プレイ画面左下部に表示される。
釣鐘が消費されるのは、モンスターを回収したときだけ。閉じ込めたモンスターに内側から破壊された場合は、自動的にストックに戻る。天井に設置した釣鐘は、もう一度その上のフロアで【X】キーを押すことでストックに戻すことが可能。モンスターを閉じ込めずに床に落ちた場合は、主人公を接触させて回収しない限り、その場にとどまり続ける。この仕組みを利用して、モンスターの動きを制限することもできる。
登場するモンスターは5種類。
- 同じフロアを往復する「ウロリ」
- 主人公から逃げ回る「ニゲロ」
- 主人公を追いかけ回す「クルル」
- 右回りに移動する「ミギラ」
- 左回りに移動する「ヒダロ」
それぞれ異なる動きをするため、モンスターの行動パターンを把握して、上手に利用することが攻略のポイントとなる。注意しなくてはならないのが制限時間だ。制限時間をオーバーするとライフを失う。制限時間が近づくと「HURRY UP!!」の文字が表示されてモンスターの動きが速くなり、さらに捕らえにくくなる。そうなってしまう前に、なるべく早く決着をつけたい。