ソフトを開発しようと思った動機、背景
目の前のWebサイトから思い通りに画像を獲得してきてくれる、そういったソフトウェアはすでにたくさんあると思っていたのですが、意外なことに気に入ったものが見つかりませんでした。「ないのであれば作ってしまおう」ということで、「Web Image Hunter」の開発に着手しました。開発中に苦労した点
自分自身がユーザのひとりですから要求もわかりやすいですし、何より楽しんで作れるため、比較的楽に開発できています。ですが、「最適な操作感を提供する」という課題は常にあります。例えば、URLと保存先を指定して1秒でも早く「開始」ボタンをクリックしたい場合もあれば、多くの設定が必要な場合もあるでしょうし、更新が望めないWebサイトであれば、設定を保存する必要がない場合もあります。そうしたさまざまなユースケースのいずれにおいても快適な使い心地を提供したいと考え、試行を繰り返しながら開発を行っています。
ユーザにお勧めする使い方
大規模なWebサイトを対象とされる場合、関係のないページはスキャンさせないようにフィルタを設定されることをお勧めします。たとえそのために数分「開始」ボタンを押すのが遅れたとしても、それをはるかに上回る時間を節約できることになります。また、「Web Image Hunter」は保存済みの画像をもとに更新処理を行います。ですから、特別な理由がある場合を除き、保存先のフォルダはダウンロード専用とし、画像の名前の変更や編集は別のフォルダへ複製してから行うようにしてください。
今後のバージョンアップ予定
現在開発中のVer.0.5では、フィルタ機能の大幅な強化を試みています。そして、(これにはしばらく時間がかかるかもしれませんが)使っているだけで気分が高揚するような、よりリッチなインタフェースへの変更も計画しています。
今後の「Web Image Hunter」のさらなる進化にご期待ください。
(永井 雅人)