参照したいファイルを一覧から選択するだけで、ファイル内容の閲覧・編集を行えるソフト。「ViewFiler」はその名の通り、ファイルの閲覧機能を中心に構成されたソフト。テキスト/RTF、画像、HTMLを表示することが可能(HTMLの表示にはInternet Explorer 4以降が必要)。テキストファイルであれば、編集することもできる。対応する画像形式はBMP/GIF/JPEG/TIFF/PNGなど。Susie Plug-inに対応し、プラグインを導入すれば表示可能形式を増やすこともできる。スライド表示機能もある。設定により、外部エディタを起動することも可能だ。
メイン画面は、左右に二分割されたデザイン。左側にフォルダ内のファイル/フォルダ名が表示されるファイル一覧、右側はファイル/フォルダの内容が表示されるビューアエリアとなっている。ファイル一覧で表示したいファイルを選択すると、ファイルの内容が右側のビューアエリアに表示される仕組み。画像ファイルの場合は、画像がそのままビューアエリアに表示される。表示サイズは、ビューアエリアのサイズに応じて自動的に全体が表示されるよう拡大・縮小されるほか、等倍から10倍までの拡大表示や1/10倍までの縮小表示も可能。「画像精細モード」で、画像にシャープをかけて表示させることもできる。
テキストファイルやRTFファイルでは、内容の表示はもちろん、ビューアエリアで編集することが可能。テキスト編集では入力・削除のほか、カット&ペースト、検索・置換といった「メモ帳」互換の編集機能を利用できる。JIS/EUCコードのテキストファイルの表示・編集も可能。設定により、外部のテキストエディタを起動して編集することもできる。
HTMLファイルの場合は、HTMLソースを編集することが可能。編集が終わったら「ブラウザモード」に切り替えて、編集結果をすぐに確認できる。ブラウザモードでは、ファイル一覧で選択したフォルダの内容がエクスプローラのアイコン表示風に表示される。
ファイル一覧では、ディレクトリとファイルが色分け表示されるほか、サイズ順/時刻順などファイルの並び順も自由に設定できる。画像/テキスト/HTMLファイルなど、表示するファイルの種類を拡張子で指定することも可能だ。ディレクトリの移動は、(同階層の場合は)ディレクトリ名をダブルクリックするだけで、また上位階層では「..」をダブルクリックするだけでよい。ダイアログを使って任意ディレクトリに移動することも、もちろん可能だ。