3D表示で視点移動も可能なカードゲーム集。コンピュータを相手にポピュラーな3種類のゲームを楽しめる。「エアートランプ」は、「ポーカー」「ブラックジャック」「スピード」の3種類のゲームをプレイできるカードゲーム集。3D表示された画面をマウスで拡大・縮小、回転させることもできる。
画面モードは、フルスクリーンモードとウィンドウモードの2種類。ゲーム起動時に320×240/640×480/800×600/1024×768の4種類の解像度と16bit/8bit/24bitのカラーを組み合わせた、計12種類から動作モードを選択できる。
操作はキーボードで行う。使用するのはカーソルキーと【Enter】キー。(操作はゲームの種類ごとに異なるが)基本的にカーソルキーでカードを選択し、【Enter】キーで操作を確定する。また、【F1】/【F2】/【F3】キーでカード裏側の色を変更したり、【F4】キーで「場」の裏面を透明にして背景の模様が画面を覆い尽くすようにしたりすることも可能。【F5】キーでBGMのON/OFFも切り替えられる。
特徴は、3Dゲームならではの視点移動が可能なこと。マウスホイールの回転でズームイン/アウトできるほか、左ドラッグで画面を上下左右に回転させ、好みの角度から場を見ることもできる。右クリックで画面を最初の状態に戻せる。
「ポーカー」のルールは、プレイヤーの手札をすべて隠す「クローズドポーカー」が採用されている。プレイヤー1名とコンピュータ3名の計4名で勝敗を競う。ゲームは、各自5,000枚のチップを持った状態からはじまる。全員にカードが5枚配られたら最初のベット。このとき、自分から開始する場合は「ベット」、それ以外のときは「コール」か「レイズ」しかできない。ベットのリミットは10枚。「ドロップ」することはできないため、最低でもチップを1枚、誰かがレイズした場合はその数だけチップを賭けなくてはならない。
全員がベットし終えたら「カード交換」。【←】/【→】キーで選択カーソルを移動させ、【↑】キーで交換するカードを選択する。カードをすべて選択し終えたら【Enter】キーでカードを交換し、2回目のベットを行う。このときはコールとレイズに加えてドロップも選択できる。レイズを選択すると、その時点で賭けられている最高額の倍額が自動的に賭けられる(レイズの額はプレイヤーが選択できない)。ベットされたチップが300枚を超えたら、それ以上はレイズすることができない。
2回目のベットが終わるとショウダウン。最強の手札を持っているプレイヤーが勝者となる。このとき、【←】/【→】キーで画面を回転させ、ほかのプレイヤーの手札を確認することもできる。
これを7回繰り返すとゲーム終了。獲得したチップの枚数で順位が決まる。
「ブラックジャック」もポーカー同様、プレイヤー1名、コンピュータ3名で勝負する。各自チップを50枚持った状態からはじまり、誰かのチップが0になった時点でゲーム終了。ただし、プレイヤー正面のディーラーは、チップ100枚からスタートする。
ベットできるのは1回のみ。各自に1枚目のカードが配られた時点で1から10の間でベットし、以後はベットできない。全員がベットし終えたら2枚目のカードが配られ、「ヒット」または「スタンド」を選択できる。ヒットはバーストしない限り、何回でも行える。ディーラーのカードはすべて裏返しのまま配られるが、それ以外のカードは、1枚目のみ裏返し、2枚目以降は表向きで配られる。全員がスタンドしたらカードがすべて表向きにされ、勝負が決まる。勝負はディーラーとプレイヤーの間で行われ、ディーラーよりも数字が大きかった場合は、ベットした額と同額のチップが払い出される。同じ数字の場合は引き分けとなる。
「スピード」は、プレイヤーとコンピュータの1対1の勝負。ゲーム開始前に難易度を「EASY」「NORMAL」「HARD」の3段階から選べる。台札を設置するのは【↓】キー。【←】/【→】キーで4枚の場札のいずれかに選択カーソルを移動させる。右側の台札にカードを置くのは【↑】+【←】、左の台札にカードを置くのは【↑】+【←】。どんどんカードを台札の上に置いて、相手より先に自分の手札をなくした方が勝者となる。