ソフトを開発しようと思った動機・背景
MS-DOS全盛だった17年前、縦書き編集が可能なワープロ/エディタソフトが皆無だったため、縦書きエディタの開発をはじめ、約1年後に「日本語縦書エディタ」という名称で店頭販売に漕ぎつけました。Windows 3.1の出現に合わせてWindows版を公開し、店頭販売からネット販売に移行した10年前に「原稿エディタ」と改称し、今日に至っています。開発中に苦労した点
MS-DOS版は強引に縦書き表示させるため、アセンブラで開発しなければならない部分が多々ありました。Windows 3.1は縦書き表示が横書きに比べて極端に遅く、一度横書きで表示してから句読点等の記号を回転表示する必要があり、日本語IME(かな漢字変換)の制御も思い通りにゆかず、これらの解決にはWindows 95の出現を待たねばなりませんでした。
ユーザにお勧めする使い方
「原稿エディタ」は、文章を書くというエディタ機能に徹し、文字列一括描画と高速な画面スクロールやページめくり等により、大きな文書の軽快な編集環境を実現していますので、ワープロ機からの乗り換えから、プロの文筆業務まで幅広くご使用いただけます。
1MBを超える詳細なヘルプで初心者にも安心して使え、上級者には「構成索引」や「HTML作成」機能があり、執筆した文書の縦書きホームページ公開も簡単にできます。最新版では複数文書のワンタッチキー切り替えも実現しています。
今後のバージョンアップ予定等
「原稿エディタ」は、長年愛用している方々に支えられて今日まで進化してきました。今後もできる限りご要望に応えるため、ユーザの方には弊社ホームページにて原則毎月1回の無償バージョンアップを行っております。また、掲示板(http://www.ftm.co.jp/sys/bbs.htm)も運用しています。
最後に
Windows以前からの17年間、最も実績のある縦書エディタです。セットアップと削除が簡単にでき、システム情報をまったく書き換えませんので、ぜひ一度お試しください。
((株)ふたみ)